2002.03 名古屋キックツアー(プレリュード編)




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'2001の秋に@nakが名古屋と大阪に仲間を訪ねて遊びに行った際に ミニベロ仲間の東京〜名古屋の行き来を命名した「名古屋キックツアー」
正月には今度は名古屋・大阪の仲間が東京に来て一緒に遊んだ「逆キックツアー」も催されたが、 これまで東京〜名古屋、大阪間の移動はいずれも電車輪行や車によるものであったが、 今回のキックツアーはいよいよ自転車走行による名古屋への旅となった。

・3/21小田原出発、箱根経由沼津到着
・3/22浜松到着
・3/23名古屋到着
・3/24名古屋周遊後、夜に新幹線で東京方面へ

という日程でプランが練られた。 必要に応じて電車輪行も行ない、とにかく無理をせず、安全に、そして楽しく名古屋を目指そうという方針のもとに 出発を迎えた。
天気予報によると天気はあまり良くなく、2日目の静岡県の降水確率は70%という予報の中、 ツアーは決行された。

それは@nak.comの掲示板で今年の正月の横浜キックツアーの労をねぎらうひとつの書き込みから始まった。


[4241] キックツアー無事終了 Written by:にち Date:2002/01/05(Sat) 11:14

〜snip〜
あの後、ウチで吉田さんにさらに飲まされて、
私は吉田さんと名古屋まで自走する約束をさせられてしまいました(;_;)
というわけでそのときはよろしくお願いします>きささん、きさダーさん
(ホントかなぁ(^^;)

@nak.com(あ)がそれに反応してしまった・・・


[4241へのレス] Re: キックツアー無事終了 Written by:@nak(あ) Date:2002/01/05(Sat) 21:57

〜snip〜
>名古屋まで自走
箱根越え!?沼津から先(アフター・箱根)ならお供してもいいっすよ。(^^)
(ホントかなぁ(^^;)
(あ)

「で、この話ってホントなんでしょうか(爆)」
といった冗談とも本気とも取れないようなやり取りが続く中、1ヶ月程が経過。 そのうち、話の出元である吉田さん・にちさん、それに最初に手を挙げた(?)@nak(あ)(た)の4名の間で メールのやり取りが開始された。名古屋キックツアーの「ザ・発起人ズ」として、本ツアーの実現の可能性や方法について話し合いはじめ、 ツアーの大体の骨子を決定していった。 こうやってこのツアーの計画は本格的に動き始めたのである。 その間、口コミで広まったこの企画は参加希望者は約10名にも達し、締め切りを必要とするまでになっていた。
そして3月後半という当初予定の日程の1ヶ月前となったある日、ついに以下のメールが参加表明者のメールボックスに舞い込んできた。


To: nagoya-kick
Sent: Tuesday, February 12, 2002 1:07 PM
Subject: Re: [nagoya-kick] よろしくです。

名古屋キックなみなさま、こんにちわ。
こちらは名古屋キックツアーのメーリングリストでございます。
〜snip〜
このメーリングリストでは、決定した事項の連絡等、または各参加者の連絡(参加の予定が変更した等)などを行う予定です。
ではでは。
--

メーリングリストの設置により決行が決定し、話は具体化していった。名古屋ではきさ家を中心に、いそのりさん、いそのりダーさん、 そして大阪からぽた家が出迎えてくれることになった。
おおまかな予定と方針として以下のことが決定された。


----- Original Message -----
To: nagoya-kick@egroups.co.jp
Sent: Thursday, February 14, 2002 1:14 PM
Subject: [nagoya-kick] 名古屋キックツアーについての発表です。


名古屋キックツアーのみなさま、こんにちわ。
とりあえず、現在決まっていることやみなさんにしてほしいことを発表します。
○決定事項
(1)日程
2002/03/21〜24

(2)日程内訳
3/21出発、沼津到着
3/22浜松到着
3/23名古屋到着
3/24名古屋周遊後、夜に新幹線で東京方面へ

※補足:初日の出発地に関しては検討中です。

(3)毎日の行程について
朝から夕方まで無理ないペースで走り、暗くなりはじめたり体力的に辛くなった ら輪行して、予定地まで移動します。 例外として、名古屋入りだけは自転車でできるよう調節します。

(4)協力しあって楽しくやりましょう
経験、体力等が違うメンバーでの連日長距離走になります。 できるだけみんなで楽しく走りたいと思いますので、ご協力とご理解の程よろし くお願いします。

(5)宿泊について 1泊目、2泊目はビジネスホテル等で安く済ませたいと考えています。 3泊目の名古屋では、きささんにオススメの宿泊施設などがいくつかありました ら紹介していただきたいなと思っています。
--

当初今回の参加メンバーには初日のルートとして箱根の旧東海道を越えて三島まで走りたい人と、日本橋からスタートして小田原まで自走、そこから三島まで輪行という人 がいた。
この話がスタートした時点で@nakにとって峠は未経験であった。 (あ)にはその峠を連日長距離走の初日に走るということが@nakにとって無謀ではないか、という 不安と共に東海道の走破はやはり日本橋からスタートするのが面白いのではないかという思い・・・一方で天下の箱根越えをしてみたいという複雑な 思いもあり、決めかねていた。 一方で(た)さんは気持ちに正直に箱根を登りたいという希望があり、周りの「大丈夫」という言葉を信じていた模様。
日本橋出発がいい人、箱根を登ると宣言する人、全体方針に従うという人がいて、 全員の希望を上手く取り入れるにはどうすればいいのだろう、という事が話題になった。発起人sの中では 初日のみ二手に分かれて走る案も一時期あった。
いずれにせよ、@nakにとって初めての連続長距離走に不安を抱える中、積極的に走ることによって ”練習”と共に、自転車のチューンアップなどを行なって準備を整えた。 特にまきさんの箱根の試走に参加させてもらったこと(サイクリング・レポート参照)・多摩川1周企画や荒川オフへの往復自走による オーバー100Km走行(サイクリング・レポート参照)が(あ)(た)さん共に大きな自信になった。
そして神奈川支部の企画「2002.03 しし鍋&大山豆腐食い倒れツアー 」で参加メンバーの大半が揃った場において、 最終的に全員が箱根の山越えを希望することになり、全員小田原に集合ということで上手く落ち着いた。
宿泊先の選定、各地での食べ物情報などがメーリングリストでやり取りされ詳細が決まって行くなかでツアー決行まで2週間となり 気分も盛り上がっていく・・・ 天気予報の長期予報ではあまり天候が思わしくないという情報がもたらされた。雨天の場合の箱根アタックの扱いについての議論、はたまた 自転車(サイクリング)保険に関する情報交換もメーリングリストで話題になった。
そんな中、残念なことが起きてしまった。「ざ・発起人ズ」の1人である吉田@BD-3さんがどうしても仕事の都合が合わず、 参加取りやめとなってしまったのである。吉田さん、本当に残念。リベンジ企画があるのか!?
結局今回のツアーの参加者は、 にちさん(BD-1W)、 まきさん(Sat-R-Day)、 たかさん(BD-1)、 こぐさん(BD-1W)、 @nak(あ)(BD-3)、 @nak(た)(Pacific-18) となった。


名古屋キックツアー 2002 - 準備

今回のツアーに@nakが使用した”マシン”達。
(あ)のR amp& M BD-3と(た)のPeugeot Pacific-18 Polish
2台共にRixen KaulのフロントバッグDaypack Boxと、 セキサイダーに積んだ荷物((あ)はデイパック、(た)はナイロンバッグ)という状態で走った。
今回荷物の積載、そして輪行にセキサイダーが大活躍であった。


名古屋キックツアー 2002 - 準備

今回大活躍であったトランシーバ。
集団走行時の会話、特に信号切れなどによる先頭と後尾がバラけた際の連絡には大変有効であった。 もちろん走行中に会話ができることも楽しい。


雨中の走行が予想された今回のツアーの雨対策として後輪用簡易泥除けを作成。 リアキャリアである「セキサイダー」にプラスチックのカバーをタイラップで留めただけのものであるが、 雨中走行では充分効果を発揮した。
ちなみに2台分で使用した材料は4枚入り100円のクリアファイル1枚・・・1台約12円の計算である。

名古屋キックツアー 2002 - 準備

それまでは液体缶とペットボトルばかりで、粉末は初使用となったVAAM
(あ)、(た)共に毎日摂取。


・・・つづく




March,2002-Tokyo-Nagoya Japan
Casio QV-3500UX



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