2002.03 名古屋キックツアー(第1日目)




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'2001の秋に@nakが名古屋と大阪に仲間を訪ねて遊びに行った際に ミニベロ仲間の東京〜名古屋の行き来を命名した「名古屋キックツアー」
正月には今度は名古屋・大阪の仲間が東京に来て一緒に遊んだ「逆キックツアー」も催されたが、 これまで東京〜名古屋、大阪間の移動はいずれも電車輪行や車によるものであったが、 今回のキックツアーはいよいよ自転車走行による名古屋への旅となった。

・3/21小田原出発、箱根経由沼津到着
・3/22浜松到着
・3/23名古屋到着
・3/24名古屋周遊後、夜に新幹線で東京方面へ

という日程でプランが練られた。 必要に応じて電車輪行も行ない、とにかく無理をせず、安全に、そして楽しく名古屋を目指そうという方針のもとに 出発を迎えた。
天気予報によると天気はあまり良くなく、2日目の静岡県の降水確率は70%という予報の中、 ツアーは決行された。


名古屋キックツアー 2002 - 03/21

午前7時過ぎ、いよいよ名古屋キックツアーの出発である。緊張感のせいか、体調が悪そうな・・・気がする。 こんな状態で箱根は登れるのか?と気になりながら出発。
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名古屋キック2002-1初日:@nak(あ)-2002/03/21(Thu) 06:55
あと10分位で出発します。行ってきま〜す。
(あ)

名古屋キックツアー 2002 - 03/21 名古屋キックツアー 2002 - 03/21

集合場所である小田原駅前。
既にメンバーは揃い踏みで各自走行の準備中。 小田原に集まったのは にちさん(BD-1W)、 まきさん(Sat-R-Day)、 たかさん(BD-1)、 こぐさん(BD-1W)、そして @nak(あ)(BD-3)、 @nak(た)(Pacific-18
なんで女性である(た)さんが一番身軽なんだ???
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小田原 あ- 2002/03/21(Thu) 09:43
出発します。

名古屋キックツアー 2002 - 03/21

コンビニに立ち寄った後、箱根湯本方面に国道1号線を走る。湯本駅前の三枚橋交差点を左折して旧東海道に入る。 いよいよ登坂前であるが余裕(?)の面々。
3週間前の下見時には体調が絶好調だった(あ)。それだけに今回は登れるのだろうか、 という不安もある一方、いよいよ旅が始まるという実感で身震い。(ちょっと大袈裟)


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いきなりキツイ登坂である。@nakは一度試走しているとはいえ、今回は宿泊用に 着替え等の荷物を積載しての走行である。(あ)はフロントを56T→50Tに、(た)さんはフロント・インナー42T(ミキさんからのプレゼント)を装着しての アタック。しかし軽くしたギヤが積載した荷物の重量で相殺されているようで、いきなりちょっとキツイ。 下見の時には余裕をかまして内装1速を使わずに登ったのであるが、この日そんな余裕はない。


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「天山」(有名な温泉)を越えて登坂が続く。2,3回目の休憩ポイントにて一枚。
他のメンバーは峠の経験豊富な人たちばかり。余裕の笑顔で給水している(ように見える)。
この辺りからBD-1W, BD-3のギヤリングが集団のペースと微妙に合わなくなり、 ココから先は各自自分のペースで登っていく形に。
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300m あ- 2002/03/21(Thu) 10:54 No.5792
登坂済、順調。

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BD-1W, BD-3勢は本隊(Sat-R-Day,BD-1,Pacific-18)よりちょっとだけ(こぐさん除く)速いペースで登っていく。 (あ)はにちさんと抜きつ抜かれつ登っていく。 こぐさんは一定のペースで途中休憩することなくどんどん登っていく。(あ)と言えば必至に前方に見えるこぐさんを追い、やっと追いつくかというところで バテてしまい、思わず停まってしまうので、こぐさんはまたあっという間に見えなくなってしまうのである。 ちくしょう、という気が起きないのは余りの実力差を思い知らせれてか・・・
「ここから七曲り峠」の看板のところに到着し、本隊を待つ。 (た)さんのPacific-18のディレーラトラブルもあり、ちょっと遅れて到着した本隊を1枚パシリ。 (た)さんのPacific-18はフロントインナーxリア1速の状態ではチェーンガイド(のネジ)と後輪リムのクリアランスが ほとんどない状態であった。今回何かの拍子にそのネジがリムに乗り上げてしまい、ディレーラーを持ち上げてしまったのである。
いよいよ初日の最難関、「七曲り峠」の登坂である。各自自分のペースで上り七曲り終了地点にある見晴らし茶屋に集合。 七曲りの写真を1枚撮らねば、と理由をつけて一回休憩してしまった(あ)。ここでもこぐさんはノン・ストップで登り切っていた。 一番手に到着していたこぐさん・・・「いやあ〜箱根はキツイですね。」と一言。こぐさんに言われてもあまり真実味ないのですが。(笑)


名古屋キックツアー 2002 - 03/21

七曲り終了地点にある見晴らし茶屋、ここにある蕎麦屋が本日の昼食ポイント。
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七曲がり峠 あ- 2002/03/21(Thu) 12:01 No.5793
登頂、蕎麦食べるぞ。

名古屋キックツアー 2002 - 03/21 名古屋キックツアー 2002 - 03/21

Sat-R-Day、そして(た)さんも無事七曲り制覇。やはり最後のスイッチバックを曲がり蕎麦屋の建物が見えてくると 全車ペダリングが軽くなる。


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今回はSat-R-DayBD-3以外は全車ポリッシュ。 その”色っぽい”ツーショット。
七曲り終了地点にある見晴らし茶屋、ここからは登ってきた七曲りのスイッチバックはもちろん、晴れた日(前回下見時)には小田原〜平塚の海岸線が 見えるのであるが、この日は風が強く雲行きも怪し。


名古屋キックツアー 2002 - 03/21

とろろ蕎麦を食す。ざる蕎麦に七味をたっぷり掛ける人、麺と汁を別々に食べる人・・・様々なこだわりを持った人が思い思いに食す。
写真を撮っていたので取材と勘違いされたか・・・漬け物やデザートの寒天をサービスしてもらう。


名古屋キックツアー 2002 - 03/21 名古屋キックツアー 2002 - 03/21

食事を終えて店を出ると雨は降ってきていないものの、さらに風は強くなっている。 防寒装備、そして万が一(確率はかなり高いのであるが)の雨対策をして出発
前回の箱根下見では見晴らし峠以降芦ノ湖までの行程はあまりキツくない記憶を持っていたまきさんと@nak。 ところがいきなりの坂、そしてなかなか下り基調に転じない道にクビを傾げながら走る、「こんなはずじゃなかったのに。」と。 後方では「うそつき。」の声も。
「旧東海道資料館」を越えてしばらく走るとやっと下り基調になり、写真を撮る余裕も。


名古屋キックツアー 2002 - 03/21

そう・・・これは海ではない。芦ノ湖である。
芦ノ湖到着時には猛烈な風で白波が立っていた芦ノ湖。波が岸壁を越えて陸地にザッパ〜ンと乗り上げてくる。 にちさんは自転車ごと吹き飛ばされそうになる。体重軽いのか!? 思わず遊覧船乗り場に退避。
そして雲は今にも泣き出しそうなほど真っ黒になって立ち込めている。 これ以上の悪天にならないうちに三島に下りたい一行は休憩も早々に箱根峠を目指す。


名古屋キックツアー 2002 - 03/21 名古屋キックツアー 2002 - 03/21

芦ノ湖を後にし箱根峠の最高地点手前にある道の駅まで登ってくる。
2週間ちょっと前にもここにいたことを考えるとちょっと感動、と共に物好きなヤツだな、と自問自答。


名古屋キックツアー 2002 - 03/21 名古屋キックツアー 2002 - 03/21

展望台から見下ろす芦ノ湖はキリに覆われてかろうじて見える程度。


名古屋キックツアー 2002 - 03/21

箱根峠(846m)登頂。登頂の喜びのせいか余裕の表情に見えるが、 全員碑にしがみついての記念撮影である・・・というくらい自転車も倒れそうな勢いの強風である。 それでも嬉しいものは嬉しい。全員無事に箱根峠を登り切ったのであるから。
幸い降雨はないものの、三島への下りは風にあおられる危険もあるので安全運転を確認して下り始める。


三島への国道1号下りは風との戦いと言っても過言ではなかった。 3週間前の試走では50km/h出ていた同箇所であるが、今回は向かい風が強くて ペダリングを停止すると向かい風の影響ですぐ減速してしまう状況。 横風にあおられないように注意しつつ、向い風で、30km/h程度で降りていく。 下り中の写真を1枚位撮りたかったのであるがそういう余裕はなかった。 意識して車間を取りながら降りていく。 強いて言えば風は強いものの曇天が幸いして花粉はないのが(あ)には救いである。 (下見の時には晴天の中、時速50Km/hでくしゃみを連発しながら下って登りより辛かった。)

なんとか無事に下りを終え(風で飛んできたダンボールの直撃を食らった人がいたらしいが) 三島市に到着・・・・箱根越え成功である。
ここまでは運良く雨も降らないでいたのであるが、三島市内のコンビニで休憩後沼津に向かう途中で ついに降ってきてしまった。 ここからはかなりの雨量の中、沼津までひたすら走る。沼津の市内に入ると雨足はさらに強くなる。 危険回避の為繁華街の歩道を走るが、タイル張りの歩道は滑って走行に気を使う。 かなりびしょ濡れの状態ではあるが、幸い宿はすぐ見つかり無事到着。
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下りでこいだ。 あ- 2002/03/21(Thu) 16:15 No.5796
2時半箱根峠、4時半沼津到着。暴風、三島から雨。

名古屋キックツアー 2002 - 03/21
写真提供:にちさん

地下の駐車場で雨中走った自転車のメンテナンスを行なった後に夕食を求めて沼津港へ向かう。
こんな本格的なメンテナンスは実は初めて!?ほとんど何の用意もせずにきた(あ)(た)は部屋備え付けのトイレットペーパーで 自転車に付いた雨をふき取る。チェーンオイルの注油も初経験。


名古屋キックツアー 2002 - 03/21

まだ雨が降っているため、自走は諦めてバスで沼津駅に向かうことにする。
きささんから紹介された沼津港の「丸天」にて夕食。 量、質共に大満足である。美味しい!!

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丸天 あ- 2002/03/21(Thu) 19:23 No.5798
で激食べ中!

ここで食べたご馳走は 名古屋キックツアー2002「丸天」編にて掲載。


「丸天」
住所 : 静岡県沼津市千本港町114−1
電話 : 055-963-0202
営業時間 : 07:30〜21:30ラストオーダー20時45分
定休日 : 年中無休
交通手段 : JR沼津駅よりタクシー及びバスにて約8分
予約 : 予約可能
駐車場 : 沼津魚市場駐車場利用可。 http://gourmet.yahoo.co.jp/gourmet/restaurant/Tokai/Tokai/guide/0101/U0001052798.html

おやすみなさい。


・・・つづく



March,2002-Tokyo-Nagoya Japan
Casio QV-3500UX



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