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CycleReport 2004
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Bike Friday京都ミーティングでは京都在住のnassanにサイクリングのルート企画ならびにリーダーとして大変お世話になった。 そのnassanを含めた関西方面の数名が一年がかりで京都から旧中山道をトレースして日本橋を目指そうというとってもすばらしい計画を実行中であり、今回12/11-12にかけてその最終レグである 高崎〜埼玉縦断〜日本橋(東京ゴール)を走るということで、一部を一緒に走らせてもらうことにした。halzakさんが「nassanご一行様迎撃計画」と銘打って太麺で有名(?)な桶川「大木うどん」で 「nassanご一行様」と合流する企画を立てていたのでそれに参加することにした。
■ 籠原出発(nassan隊) 他人の計画なのでとやかくは言えないが9時に出発してほしい。 籠原から桶川まで約30Km。11時半頃に桶川到着の計画希望。桶川宿から約4Kmで大木うどん店。 ■ 戸田出発(迎撃隊) 大木うどん店まで約30Km。戸田を9時に出発して12時前には大木うどん店に到着したい。 荒川には彩湖から入る予定ですので、合流希望の方は以下の地点で捕捉してください。 戸田のBOOK OFF:09:00 彩湖(左岸側)通過:09:20〜09:40 秋ヶ瀬公園(北の端のトイレ):10:00 川越線踏切を渡ったところ:10:40〜11:00 大木うどん店:12時前 時間に余裕が出来たら(作って)榎本牧場に寄りたいので、それぞれ早めに通過する可能性はあります。 ■ 大木うどん店 大木うどん店で偶然出会うnassan隊と迎撃隊。仲良く大木うどんを食す。 ■ 大木うどん店出発 大木うどん店を出て、籠原宿を13時出発目標。合同で一路日本橋へ。ここより約40Km。 ■ 日本橋到着 蕨宿を15時位に通過して、日本橋に17時〜18時到着予定。
(た)の実家が埼玉にある@nakの二人は前日に見沼用水を走りがてら川崎〜埼玉を自走することにした。
参考リンク : 「中仙道」http://www5.big.or.jp/~ejiri/nakasen/(特に「バーチャル中仙道」がナイス。)
この日は北浦和の荒川沿いにある秋ヶ瀬公園から少し上流に位置する治水橋で本体と待ち合わせした。
本体:halzakさん(Waica)、うっきーさん(Micro14)、おおわきさん(BD-1)、RAYさん(Grasshopper)、pocoさん(DAHON Speed Pro)、ロイさん(Orca)、谷風さん(MTB)。
合流後、しばらく走ったところでhalzakさんの仕事仲間のイコーさんと待ち合わせ。総勢10名で桶川を目指して出発。
止まっていると寒いっ!
荒川を北上して榎本牧場に向かって走る。今にも雨が降りそうな曇天であるがなんとか持ちこたえてくれている。 榎本牧場には10時半頃到着した。寒いのだが、ここに来てアイスを食べないわけにはいかないと売店に向かう。 やっぱり牧場だから「ミルク」でしょ。牛乳の香りたっぷりながら甘さ控えめでサッパリした味。
榎本牧場をあとにして再び荒川サイクリングコース経由で桶川の「大木うどん」を目指す。 途中パラパラと小雨に降られるもののひどく濡れることなく到着する。ここでかとー@新川崎さん(Brompton)とおおきさん(KHS)が合流。
店内に入るとちょうどお兄さんがうどんを切っていた....えっ、この太さは何っ!?
(た)が注文したカルビー鍋うどんと、(あ)が注文した麻婆うどん。そう、うどんなのにカルビー、麻婆である。 その他にバターうどん、ちゃんぽん等ラーメンを思わせるユニークなメニューが並んでいた。鍋うどんはアツアツだったそうだが、麻婆うどんはちょっとぬるめだったのが残念。
さて、本来であればnassanはじめ中山道走破本隊(以降「本隊」)とこの大木うどんで合流するはずだったのであるが、
入った連絡によると「大木うどんは時間の都合上パスして先に進んでいるので追いついてきてください。」とのこと。
なんでも若干遅れ気味に加えてさいたま市浦和駅西口、浦和宿にある調神社のお祭り「十二日まち」開催に伴い旧中山道が車両通行止めになるため、
自転車を押して歩く時間を計算しての先行だとのこと。
大木うどんを出た我々は急遽作戦を練り、桶川の駅まで走ってから戸田公園まで輪行して彼らを待ち受けることにした。
なんとか埼玉県内で本隊を”捕捉”したいということで戸田公園まで輪行して先回りした。JR戸田公園駅近くの中山道沿いで待機して到着を待っていた。
まもなく戸田公園到着の一報を受けて、居ても立ってもいられなくなった”迎撃隊”は中山道を北上して迎えに行くことにした。(待っていると寒かったので走りたかっただけという話もある。) 見逃さないように旧道を忠実にたどってしばらく走ったところで前方から小径車のグループが現れた。無事に合流を果たす!
本隊と合流を果たし、早速日本橋目指して”お供”を開始した。nassan 達と合流を果たして一気ににぎやかな雰囲気となった。 nassan達の企画は旧中山道を忠実に辿っていくという大変 but 素晴しいもので、横丁に入ったり階段の担ぎなどあったりしてまさに冒険さながらであった。 これまでも山の中など、未舗装路を走破したりしてここまで走ってきたきた模様。
戸田橋を渡って埼玉県から東京都に入る。本隊は熊谷辺りでまとまった雨に降られたようで、皆さんは雨具をフル装着していた。途中合流の我々分隊の方がお気楽な服装でなんとなく申し訳ない気持ちになった。
国道17号を走っているだけでは見落としてしまう面白いランドマークも、旧道を忠実になぞると発見できる。
清水(きよみず)坂は江戸から京へ行くときに差しかかる最初の急坂である。逆にいえば、江戸に向かう最後の急坂。
ここは街道で唯一富士山を右手に一望できる場所ということで、「右富士」と呼ばれる名所である。しかしこの日はあいにくの天気で拝めず。
志村一里塚は日本橋から三里目の一里塚であり、一里塚が完全な姿で残るのは都内では北区西ヶ原のものとここの2ヶ所のみとのことだ。
板橋宿を通過中に発見した「縁切り榎」。この木の下を嫁入り・婿入りの行列が通ると必ず不縁になるという言い伝えがあるらしい。なぜか(た)さんに「ちゃんと撮っておいて!」と強く言われた。(泣) その云われが面白い。(案内板をクリックすると拡大。(111KB))
さらに進むと木組みをイメージした橋と共に「日本橋まで二里二十五町三十三間」の標識が現れる。ここが板橋の地名発祥元となった「板橋」という石神井川に架る橋である。板橋宿〜仲宿と今は賑やかな商店街になっている。
JR板橋駅前にある新撰組隊長・近藤勇の墓所に立ち寄る。この日はちょうど大河ドラマ「新撰組」の最終回と重なっていて、なんともタイムリーな訪問となった。
巣鴨を通過していよいよ都心に近づく。根岸・東大前にて信号待ち。このころからゴールを目前にした本隊チームのスピードがグッグーンとペースアップしはじめた。(笑) 名古屋キックの時の名古屋入り目前の我々も同じだったなと思い出す。
ついに日本橋(道路元標)まで交差点幾つかというところまで到達した。日本橋三越のライトアップが中山道走破を祝福してくれている。 分隊の我々も便乗して達成感を味わせてもらう。
nassan、おおしまさん、こだまさん、とくらさん、くまがいさん、おめでとうございまーす!
日本国道路元標の前で、ここまで辿ってきた地図を地面に広げて記念撮影!
日本橋のど真ん中でところかまわず記念撮影。おばさんはビックリ。(笑)元標の写真に割り込んでくる「頭」は誰だ〜
@nakはここで一足先に離脱することにして、nassan達御一行、そして大木うどん隊の皆さんともお別れ。皆さんはこの後「ちゃんこ打ち上げ」で盛り上がった模様である。
December,2004 Saitama-Tokyo,JAPAN
Canon IXY Digital 400
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