2004-04-30 New York Riversideポタ / Bike Show




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Bike New York:The Great Five Boro Bike Tour 2004 という面白そうな自転車ツアーが ニューヨークで開催されるということで、興味を持った@nak(あ)、(た)、そしてかとー@新川崎さん、わかばさんの4人が自転車を担いでニューヨークに乗り込んだ。 (Bike New Yorkのレポートはこちらから
ニューヨークでやりたいこと・訪れたい場所はいっぱいあったが、せっかく自転車を持っていくのだから大会当日以外にも自転車に乗りたいねという話になった。 ニューヨークの自転車事情について渡米前に意見を聞いてみたところ、「Manhattan市内の観光は徒歩の方がよっぽどいい」「ちょっと目を離すとすぐ盗難にあう」といった否定的な意見 の一方で、「ハドソン川沿いのRiverside Parkはサイクリングにいいよ」という意見が寄せられた。

到着した翌日、アドバイスに従ってHudson Riverに面したManhattan西岸のRiverside Parkを目指して自転車を走らせた。そこにはすばらしいサイクリングコースが用意されていた。



成田〜ニューヨーク到着

ニューヨークに持っていく自転車については悩んだ。Bike Friday Sat-R-DayやAir Fridayも考えたのであるが、 Sat-R-Dayで初めてのマンハッタ市内を走る自信はないし、Air Fridayが万が一盗難にあったら困る。 輪行のしやすさからブロンプトンも考えたのであるが、結局Peugeot Pacific-18 Navyを持っていくことにした。 (た)も同様に悩んでいたが Peugeot Pacific-18 Polish を持っていくことにした。

Pacific-18 Navyにはセキサイダーが付いていないので緩衝材(ホームセンターで購入した建築用断熱材)でくるんだ上で、Ostrichのサイクルバッグに、 セキサイダー付のPacific-18 Polishは緩衝材でくるんでイージーカバーをかぶせるといういつもの梱包。 免責事項が書かれた紙にサインをした上でlimited release baggageとしてチェックイン。
ちなみにかとー@川崎さんはBrompton、わかばさんは R & M BD-1Wを持参。自転車をダンボールで包むという工夫をしていた。



我々はゴールデンウィーク気分であるが、Manhattanは平日...working day. 朝早くからタクシーやバスが行きかう。 かとー@新川崎さん(UK Brompton)、わかばさん(R & M BD-1W)、@nak(た)(Peugeot Pacific-18 Polish)、そして@nak(あ)(Peugeot Pacific-18 Navy)の4名、 ホテル前で走行準備をして、Hudson River方面に出発。

朝のラッシュ時間帯、しかも到着翌日に初めてManhattanの街中を自転車で走るということで、 ホテルからHudson Riverまで街中をかなーり緊張しながら走っていく。


W. 34th St.あたりでManhattan西岸に到達。
Hudson Riverに沿って、立派なサイクリングロードが伸びている。
Manhattan島はその外周約8割(約32mileといわれている)がNYC GREENWAY (Manhattan Waterfront)という歩行者・自転車・(インライン)スケーター用の 緑道として整備されているのである。それはもう立派なもので、車道とは独立した両面通行の完全舗装路なのである。広いところでは、歩行者と自転車までもが それぞれ専用道を与えられている。(Greenwayの詳細地図:http://www.nyc.gov/html/dcp/html/mwg/maps_2_1.html


看板の整備はもちろんのこと、自転車専用の信号機まで用意されている。車道・自転車道・歩道が完全に独立しているところを走行したのは初めてかもしれない。


このサイクリングロードに感激しながら南下してまず向かったのはChelsea。Chelsea Marketで朝食をゲットしようという計画なのだ。 Chelsea Marketの前に偶然駐輪用のポールが立っていたので4台をまとめて駐輪。朝食を求めてMarketに入る。


Chelsea Marketの建物は1958年までNabiscoのビルだった。入口にはそれを記す碑がある。NabiscoってNational Biscut Companyの略だったのね、今更ながら感心。 建物内部は昔の面影を上手く残したアンティークな雰囲気だ。

Market内のベーカリーで朝食のベーグルサンドイッチをゲット。ベーグルの種類を選んでから中身を指定するとその場で作ってくれる。 (ここでの購入が)通勤途中の日課となっている人たちの手馴れた注文方法と店員の作業のスムーズな連携にちょっと緊張気味に注文したら、 にこやかに対応してくれて一安心。


Marketに別れて入っていったかとーさん&わかばさんを待っている間、(た)は近所にあるチェックしていたLITTLE PIE COMPANYという 店に向かった。目的は・・・デザート。



買い物が終わった一行はMeat Packing Districtを横目に再びHudson Riverに戻って近くにある公園(サイクリングロード上の休憩ポイント) でベーグルサンドの朝食タイム。ハムチーズサンドは温かくてチーズがトロトロ〜ン。

食事を終えて再出発。Chelsea 地域から川を北上し行くことにする。左側には川、右側にはニューヨークらしい風景が広がる。

自転車専用の信号機。自転車マークがかわいい。結構立派な信号だったが数が多いのがネック??


しばらく走っていると艦載機がところ狭しと搭載された空母が見えてきた。退役したUSS Intrepid が現在は博物館として停泊している。
巨大な空母に気を取られていてら手前にあったレンタルバイク屋さんを見逃しそうになった。オープン前だった模様。


サイクリングロードはRiverside Parkへと続いていく。川へと突き出したスポットがあったのでそこで小休止を取る。背後にManhattanの高層アパートメントが見える。 Riverside Parkはとても良く整備されたキレイな公園である。公園を訪れる人がのんびりと散歩する平和な空間はちょっとだけ山下公園の水際に似ていると思ったのは(あ)だけか。徐行しながら進む。


キレイな桜が咲いていたので止まってみる。日本でよく見かけるものとはちょっと違った。リスが楽しそうに遊んでいた。


さらに北上する。サイクリングロードは川沿いの公園を繋いで高速道路と並走して走る。


NYC GREENWAYはManhattan沿岸の既存サイクリングルートを繋いで島を一周する緑道を作ろうという計画であるが、 どうしてもところどころは一般道を通らざる終えないが、バイクレーンは確保されている上標識案内が整備されているので迷うことはない。公園が終わるところで一旦川沿いから離れて一般道を走る。


Riverbank State Parkの入口からHudson Riverの川沿いに戻る。先を進むとGeorge Washington Bridgeが先に見えてくる。 対岸はNew Jersey州、橋の近くにある高い建物はFort Lee並びにHackensack周辺のアパートメントである。


何を隠そう、(あ)は小さい頃の一時期、このFort Leeに住んでいたことがあるのだ。 約...30年ぶりの訪問でちょっと感傷的。写真の指の先に小さく見えるアパートが当時住んでいたところ。


化粧直し中?のGeorge Washington Bridgeの麓、Fort Washington Parkに到着。せっかくなので渡ってみようということに。

車道の両端に歩行者・自転車用通路がある。大きな橋脚はかなり迫力がある。橋の上からManhattanが見える。


つづきはこちらから・・・




May,2004 NewYork,USA
Canon IXY Digital 400

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