2007-09 Cycle Oregon XX 2007 Day 1
-Sisters to La Pine




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夜明け前に食事用テントへ向かい、ヘッドライトで照らしたCycle Oregonianを眺めつつオートミール食べてると、「んー、今年もオレゴン生活始まったのねぇ」の実感が沸いてきます。


去年の「午前5時起床、5時30分朝ごはん、7時出発、ぐずぐずしてる奴は置いてくぜ!」の記憶に怯える(あ)さんと私は、手早く身の回りの支度をし、サイクリングの準備を進めていたのに、なぜか午前8時近くになっても出発する気配を見せないまきさん号。今年はのんびりモードへと方針転換した模様です。


初々しい気分でスタートゲートを潜り、感触を確かめるようゆっくりと走り始めました。3 sistersを右手に眺めながら牧場地をいくつも進んでいくと、背後から次々に声が掛かります。肌の色、目の色、言語は違っても、お互いに気持ちは通じるもので、「Welcome to Oregon!」と気持ちのこもった声をもらうと、本当に嬉しい。嬉しさが全身に染み渡り、なんとも豊かな気持ちになります。


後発の新井さんが早くも追いついてきて、3台でおしゃべりしながら走っていると、新築したばかりの豪邸がポツポツと現れ始めました。新井さん曰く、サンフランシスコに住んでいた人がリタイアした後に財産を売り払って、この辺りへ移り住んでくるのだそうです。自動車を15分も走らせればすぐに街へ出られる立地ということで、とても人気があるのだとか。


軽井沢のごとくセレブな雰囲気の漂う街Bendで、最初のランチとなりました。5人で輪になって食事していると、笑顔で近づいてくる人がいて・・・あっ、アランさんだ!数年前にバイクフライデー軽井沢ミーティングでお会いしたときよりも、ずっとリラックスして多弁な印象です。私達を忘れずにいてくれたとのことで、思い出話に花が咲きました。

初日のこの日、比較的軽めな行程の内にも細かなアップダウンがあって、@nak組は下りを猛スピードで飛ばしたかと思うとその余力で上りきるというムラの多い走りを繰り返しておりました。そしたらすっかりくたびれてしまい、キャンプ地La Pineに着いた時には息も絶え絶えな状態でした。


ゴールした後のこの甘いチョコレートミルクがおいしいんだっ!


キャンプ地で落ち着いてから食事に向かう。途中の掲示板にCycle Tokyo!のフライヤーを掲示していく。


夕食中に飲んだビールで完全に足が動かなくなった私はここで、ジ・エンド。体育館で行われるアランさんの講演「Tikitと環境の話」を聴きに行くという皆と別れてひとりテントへ戻り、午後8時にはバタンキュー。 そういえば、この日2カ所目のODS(rest spot)で、「絵はがき無料で出したげるよぉ〜」キャンペーンをやっておりました。何かを書きなぐってボランティアに葉書を託したところまでは憶えているのですけど、どんな絵柄だったでしょうか。両親は「とても素敵な絵はがきが届いたわよ!」と報せてきています。





September,2007- Oregon,USA
Pentax Optio 33WR

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