2006-09 Cycle Oregon XIX 2006 Day 5
Union




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Day5は、”走りたい奴にはフルサポート付きのセンチュリーランを用意するぜ。走りたくないぜって奴はゆっくり休養してくれ、でもランチは自分で確保してくれよな。”って趣向の日でした。我らは迷う事なく後者です、はい。

のんびりと朝寝坊(7時起きだけど)したこの日、Informationの掲示板にCycle Tokyo !のチラシを貼付けたり、ボランティアのお姉さんから街へ出るシャトル乗り場を教えてもらったりしていつもと違ったゆとりのある朝を過ごします。Nossa Coffeeで好みのドリンクをオーダーしてのんびりとテントに戻る途中、Cycle Oregonに同行する大型冷凍車のドライバーさんから声を掛けられ、運転席に乗せてもらう機会に恵まれました。遠い国からやってきた私達に親切で、お土産にトラックのミニカーまで持たせてくれてました。冷凍車をご用命の際はINTERSTATE DIST. CO.まで!洗濯物サービスがあると聞きつけ、さっそく利用してみることにしました。ひと袋あたり12ドルとのこと。「うしし、これでお洗濯の手間が省たわ〜」と足取り軽く(本当は筋肉痛の為ひどく重たい)Unionの街へ繰り出しました。

"Welcome to Cycle Oregon"の看板を掲げたあちらこちらのお店を覗き、雑貨を買ったりパイを分け合って食べたりしました。それから9人で無料シャトルに乗り込み、Unionよりも規模の大きいLa Grandeの街へと向かいました。この街で入った中華料理のレストランが大当たり!リーズナブルなのに美味しくて、久しぶりのアジアンな味付けに舌とおなかを大満足させました。

キャンプ地に戻って洗濯物を引き取ってみると、なんとびっくり生乾き。。。丁寧に衣服を畳み、靴下をペアー同士合わせてくれてるのは感動に値するところですが、如何せん湿ったのを放置する訳にはいかず、慌てて洗濯紐張り巡らして干し直すこととなりました。良かった良かった乾燥した気候で。この日の晩ご飯はイタリアンの献立で、炭の香りが食欲を誘うミートボール、柔らかなチキンカツ、ペンネにたっぷりのミートソースが掛けられて、食欲米国人モード入ってる私はもちろん完食です。

夜7時30分までにステージへ集合するよう放送が入りました。ドナドナ風な荷台に乗せられて中央ステージへ行ってみると、寒波が突然降りて来た今日、「明日のコース(Day6)上にある山に雪が降ってしまった」との説明です。急遽コース変更し、「上りを1,200feet減らした替わりに距離を2mile増やしたからね。明日はきっと寒いからくれぐれも厚着をして望んでね。」ってことでミーティングは終了しました。やれやれ、どうなるやら。



期間中、キャンプサイトではNOSSA FAMILIAのコーヒースタンドが店を出していて、食堂のso soなコーヒーに飽き足らない人々が美味しいドリップやラテを求めていつも列を成している。今日は休息日ということもあって、モーニングコーヒーを求める人で大人気。

NOSSA FAMILIA...

Cycle Oregonでは期間中、Nossa Familiaというポートランドのコーヒーショップが移動式スタンド(バン)で帯同して、キャンプ地で美味しいコーヒーを出していた。食堂で用意されるコーヒーのso soな味に物足りない参加者や、ラテやエスプレッソといったバリエーションを求める人たちが毎日美味しいコーヒーを求めてスタンド前に列を成していた。アメリカ北西部はスターバックス、タリーズを筆頭にコーヒー文化が発達して、カフェのレベルも高いことで知られているだけあって、たとえ都会を離れたキャンプ生活といえども、カフェの美味しいコーヒーは外せないということなのかも知れない。

このカフェショップはキャンプサイトでの営業の他に、日中(走行中)のODS rest stop数箇所でアイスカフェモカをタダで配っていた。そのうちの一箇所では地元の少年にアイスカフェモカ作りを手伝ってもらい、集めたチップを収益として、地元ボランティアの募金活動に協力をしていた。ライダーサポートはもちろん、地元のボランティアをサポートする精神にhats offである。

ちなみにCafe Nossa FamiliaサイトにCycle Oregon用の準備を行なう彼らの苦労?をビデオに撮った、2000人用のコーヒーを一週間分バンに詰め込むのは大変なんだぞ、っていう動画(mov)が掲載されていた。


食料がいっぱい詰まった我々の冷蔵庫...


アメリカンなトレーラートラックでけえなぁ、と興味深そうに眺めていたら、運ちゃんに「お嬢ちゃん、運転席に乗せてあげるからおいで」とナンパされる女子がいた。男性陣も便乗。


Rider Servicesはいわばキャンプサイトの総合受付。わからないことがあったらここで質問するべし。スタッフにとっても今日は休息日、サイクリングの準備中。


Unionの街へ散歩に繰り出す。ガレージには50~60年代のリストア済みクラシックカーが展示されていた。街並みもクラシックなので、よく似合う。


街中総出でCycle Oregonを歓迎してくれている。



Unionからシャトルバスで約30分のところにあるLa Grandeという街(Unionより大きい)に出掛けた。


アジアンテイストに渇望していた一行のランチは中華料理にすることにした。


オレゴンの片田舎にしては案外美味しかった。


開かずの踏み切り。こちらの貨物列車の長いこと!一体何両編成なのだろうか。


昼食後にスーパーマーケットで買い物をして、シャトルバスの停留所に戻る途中の屋台でオヤツ(!)のホットドッグをゲット。


キャンプサイトに戻ってまったりする。キャンプサイト中央の掲示板に東京観光案内(Cycle Tokyo!)のビラを掲示して朝出掛けたのだが、帰ってきてみるとかなり枚数が減っていて、東京への関心度が高いことを感じた。わざわざ連絡先を聞きにテントまで訪ねてきた人もいた。

出掛ける前に依頼した洗濯物が生乾きで戻ってきてびっくり。自転車のメンテナンスをしている人の横で急遽洗濯物を干す。


Unionの街で食事をしようという話もあったが、明日のコース変更についてアナウンスメントがあるとのことで、大人しくキャンプ飯を食べることにする。この日のディナーはここ数日とは違ってイタリアン。味に変化があって美味しかった。メニューを全てそのまま盛ってもらうとこのようにてんこ盛りになる。

トレーラーの荷台に乗ってメインステージに向かう。主催者発表に耳を傾けると、寒波の影響で明日のコースに積雪があったとのこと。どうりで深々と冷え込むわけだ。発表後のライブ(地元FM局の生放送)視聴を早々に切り上げてキャンプサイトに戻る途中、暖かそうな灯がこぼれるコーヒーショップに吸い寄せられて、就寝前のホットコーヒーで温まってからテントに帰った。





September,2006- Oregon,USA
Pentax Optio 33WR

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