2006-09 Cycle Oregon XIX 2006 Day 3
Starkey to Sumpter




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この日も自転車のサドルについた朝露が凍りつくほどの寒さで一日が始まりました。オレゴン生活始まって数日が経って、昼間の灼熱の太陽で焦がされることによる日焼け、乾燥した空気、肌に馴染まない石鹸等によりお肌の状態が最悪になり、私達日本人の誰もがガサついたお肌に悩みました。次回はお高い保湿クリームを成田で仕入れて、オレンゴンに乗り込むぞ!で、朝一番からお決まりのヒルクライム。この頃になると、走りのパターンが掴めてきました。ようするに毎日が、ヒルクライムとダウンヒルの繰り返しなのです!広大な平地をひたすら真っ直ぐ真っ直ぐ走っていくことを思い描いていた私はギャフ〜ンです。おまけに「ランチの前に2ヤビツです。」なんてヤビツ峠を単位に持ち出す人もいて(まきさんだけど)、もうギャフン10連発の私。下半身に満遍なく広がった筋肉痛も極限に達し、自転車に股がるのもやっとの感じです。ランチ直前でまたもやJonathanと遭遇し、にこやかに意見交換しつつ上って行きますが、これがキツイことキツイこと。英語に堪能な(あ)さんでもさすがにヒルクライムしながら会話するのは大変そうです。またもや白髭のワゴン隊長さんから「ポジションチェックしてもらったかい?」と声を掛けられてしまいました。

GraniteでPortland在住の新井さんと一緒になり、ゴールのSumpterまで一緒に走りました。このSumpterの街はかつてゴールドラッシュで賑わったとのことで、今ではお化けの街として宣伝してるようでした。食堂のランプにも白い布が被せてあったりして雰囲気を演出してます。

午後3時頃の早めのゴールとなったこの日、皆でお洗濯をしたり、街に繰り出して買い物したりビールで乾杯したり、鹿と戯れて楽しく過ごしたりしました。遅くなってからBike Garallyに自転車を持ち込んでみると、もう遅い時間だから一名しか見てあげられないと言われ、膝痛を訴えていた訓子さんがポジションチェックを受けることになりました。比較的良い印象の多いSumpterでしたが問題がひとつ。傾斜地にテントが設営された為なのか、翌日から首の筋肉痛にひどく悩まされる事となりました。



寒い朝、起きてみるとしっかりとサドルに霜が降りていた。吐く息も白い。


出発前のBlue Roomストップ。トイレに立ち寄る。


序盤は放牧地が広がる平原をしばらく走る。レストストップも農家の敷地内に設置されていた。


そして今日も峠を登る。緑の中を登る。ひたすら登る。


空気は冷たいものの、日差しが強くて水分を奪われる。峠の頂上には臨時の給水ポイントが設置されていた。


頂上から気持ち良いダウンヒルを下ってきたところのレストストップで燃料補給中。


森の中を走る緩やかなアップダウン


Turkey Focaccia for ランチ。各自マイペースで峠を登っていた全員がここで一旦集合して、そして新井さんと初めてお会いした。


午後は緩やかな登りがひたすら続く。


先に出発したものの、まき/森タンデムに追いつかれる。長いダウンヒルをランデブー走行で下って行った。


この日は走行距離が短かったこともあり(53 miles)、日が高いうちにキャンプ地に入ることができた。


早い到着を活かして、街に繰り出す前に洗濯をする。自転車は物干し竿に早がわり。


テントサイトの向こうには草原が広がる。


キャンプサイトからSumpterの中心街に向かう途中の住宅街(?)。


西部劇に出てきそうな街並みが現役で存在している。



街の中心にある商店には夕方のビールを求める客で賑わっていた。といっても至ってのんびりムードであるが。


SAGワゴンとCycle Oregonに帯同している白バイの集団はモーテルの駐車場に停まっていた。ボランティアはテント泊していたが、さすがに車両関係者はモーテル泊のようだ。





街の広場ではCycle Oregonのメインステージでライブバンドによる演奏が行われていた。芝生に座りながらビールやワインを楽しむ人たちで賑わっていた。我々もしばし夕飯前のひと時を楽しむ。


花より...団子。ディナー。サラダはいつも美味しかった。


カフェテリアテント内の様子。この時は遅めの夕食だった為に比較的空いていたが、いつもは満席近い状態で、席を探すのが大変だ。テーブルの上にはSumpter名物のおばけを模した白いオブジェが飾ってあった。


膝痛を訴えた訓子さんがこの晩Bike GalleryのBike Fitting(ポジション調整)を受けた。Fitting担当の兄さんと、Bike GalleryのチーフメカニックであるBrett Flemming(電話に応対する日本人の物マネが得意!?)と深夜 (Cycle Oregon基準で)に盛り上がっていたら、周りのテントから「うるさい」と怒られてしまったのは内緒。





September,2006- Oregon,USA
Pentax Optio 33WR

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