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CycleReport 2006
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起床は夜も明けきらない午前5時。ヘッドライトの明かりを頼りに真っ暗なテント内をごそごそとかき回して着替えを済ませ、サッサと朝ごはんへと向かいます。2回目の参加となるまきさん、もりさん、おのさん、訓子さんの指示に従って行動していきます。朝ごはんから戻る頃には辺りが薄明るくなってましたが、まだテントに篭ったまま起き出してこない参加者が多かったようです。歯磨きとトイレ、パッキングを終えて荷物(スーツケース)をテント外に出し、予定時間を30分程過ぎて午前7時、いよいよ出発!
窪地に張られていたキャンプ地からグググンと坂を上がっていって、highwayに出ます。途中、ダム湖を一望できるところで記念撮影したりしながら先へ先へと進んでいきます。おのさんタンデムチームを先頭に皆はスピードに乗って飛ばしていきますが、そのスピードにまったく追いついていけなかった@nakチームは単独マイペースで走っていくことになりました。water stop, ODS(rest stop)を過ぎた頃から皆に追いつき次第にペースを掴むも、向かい風激しく殺伐とした風景の中、次第に道は緩やかに高度を上げているようでした。この頃bikeportland.orgのJonathanと初顔合わせし、会話を交わしたり写真を撮られたりしている内に気分が高揚してきました。
砂埃舞う牧場の一画で初ランチ。疲労に胸がいっぱいででっかいサンドイッチの半分も食べきれませんでした。
のろのろと出発してこの日一番の最高地点3,180feetを越え、気分良くダウンヒルをこなしてHeppunerの街へ入りました。冷たいココアミルク500mlに出迎えられて無事に一日目を終了。この日のキャンプ地は学校の芝地で、ステージも遠くに離れ、静かに夜を迎えられそうでした。
日の出前の寒い中、ヘッドライトの明かりを頼りに朝食をとる。
朝食後の出発準備の風景。スーツケースに寝袋や衣類をパッキングしてテント外に出して、自転車の準備に取り掛かる。
予定時間を30分程過ぎて午前7時に出発。走り出す前の記念写真。
朝日に向かって広大な農地が続く風景の中を走り始める。スタート早々に逆風の洗礼を受けて、なかなかペースがつかめず、最初のODS(休憩ポイント)でやっと皆に追いつく。
第2の休憩所を経て、昼食場所に辿り着く。この間、あまり写真がないのは余裕のなさからか。とにかく逆風でペースがなかなか上がらなかった印象が強い。ただ、bikeportland.orgのJonathan Mausに取材されたり、タンデム3台でランデブー走行を楽しんだりしながら走っていたので悲壮感はなかった。
bikeportland.org...Jonathan MausとはCycle Oregonの初日に出会って以来、毎日顔を合わせては(→毎日追い抜かれたということ)、併走しながら東京とポートランドの自転車文化について色々情報交換していた。Jonathanはポートランド最大の自転車関連ブログであるbikeportland.orgの創設者兼編集者であり、初日に走行しながら(!)受けた”取材”もしっかり記事になっていた。警察との定期的な情報交換や自転車関連の地域イベント企画といったPortlandの自転車事情向上のための活動を積極的に行っているそうで、bikeportland.orgも盗難自転車情報や市内の危険箇所通報(読者からヒヤッと体験箇所を募集し、関連機関にフィードバックを掛けるというコンテンツ)といったふうに、彼の方向性を反映していた地域密着型コンテンツが多い。もっとも参照されている市内の自転車マップや、輪行方法情報などは日常のサイクリングのみならず、観光目的でも便利に使えるものがピックアップされている。全米一自転車フレンドリーといわれているPortlandの自転車事情をモニタリングするにはいいサイトだと思う。
炎天下、砂埃舞う牧場の一画でランチ。初日の緊張感もあって、少々疲れ気味。
少々重たい身体に鞭打って午後の出発。緩やかだが長い登りを経て、この日一番の最高地点3,180feetの地点に到達、一息つく。
ダウンヒルを楽しんだ後、緩やかなアップダウンをこなしてこの日のゴールであるHeppnerに入る。街の入口では馬に乗ったカウボーイ、カウガールに出迎えられる演出あり。写真は現代の馬、オフィシャルカーのSubaru Bajaと、現代の足じゃなくて、オフィシャルソックス。
この日のキャンプ地は学校の芝地(おそらくフットボールのグランド)にセッティングされていた。他車が前日にメンテナンスを受けて調子がいいとのことだったので、この晩我々のTandem T5もメンテナンスを受けた。(が、残念ながら変速の調子がかえって悪くなった。)
September,2006- Oregon,USA
Pentax Optio 33WR
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