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CycleReport 2003
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Date: Sun, 12 Oct 2003 23:05:28 +0900 Subject: [BD cycling:13649] 【案内】とつぜん麦草峠アタック 2003 おのひろきです. 突然ですが,麦草峠アタックです.いったい今年の麦草峠アタックは どうなったんだという声に答えるために,今日思い付いて,今日決めました. 今年は 10 月 25, 26 日に麦草峠アタックを行いたいと思います. ■重要■ ヘルメットとグローブは必須です.ヘルメットを忘れた人の 参加は許しません. 麦草峠アタックは,ここ毎年のイベントとして行っている,茅野駅から 松原湖経由で野辺山まで走るツーリングです.野辺山で一泊して,小淵沢 まで走って輪行して帰るっていう感じでしょうか. 難易度ですが,標高 700 か 800 m くらいから,2,127 m まで登るので それなりです. 〜snip〜 200310mugikusa,麦草アタック 2003 のご案内 □概要 茅野駅から標高 2,127 m の麦草峠を越えて松原湖経由で野辺山まで走る ツーリングです.野辺山で一泊します. タイトル:「麦草アタック 2003」 場所: 長野県 八ヶ岳付近 日程: 10 月 25 日 土曜日 25 日 日曜日 趣旨: やっぱり今年も麦草峠を登っておかないと... 集合: 新宿発のあずさに一緒に乗って行って,茅野駅へ.集合場所は 基本的には茅野駅.集合時間は後ほどアナウンスします. 解散: 野辺山の宿「こっつあんち」で日曜日はどうするのか相談します. 小淵沢駅まで走ることになるかな.適当に流れ解散です. コース: 一日目:茅野駅から標高 2,127 m の麦草峠を越えて松原湖経由で 野辺山まで 二日目:未定 持ち物: ヘルメットとグローブ必須.雨具.輪行袋.携帯用工具. 参考: かなり寒いと思います.ウインドブレーカや雨具がないと下りは とても厳しいです.雨になった場合は,かなり寒いと思うので, 十分な装備を準備して下さい.最低限でも上下の雨具と防風の 指切りではないグローブが必要です. ではいつもの参加宣言フォーマットを...
名古屋〜大阪ロングランが終了してちょっと気が抜けていたと同時に
今年の大きな自転車企画もこれでおしまいかな、と寂しさも感じていたそんな時に、
今年は開催されないと思っていた麦草アタック2003の案内メールが舞い込んで来た。
既に10月も終わろうとしていてこの時期の麦草峠も相当寒いであろうと思われたが、
麦草アタックなしに一年を終わることはできないだろうと思っている人たちがいたようだ。(^^)
実は開催週の10/24は(た)の誕生日であり、(あ)が珍しくレストランなど予約をしていて 「グリス抜き、ギヤチェンジなし」な週末を予定していた。どのみち今年は麦草に登れるほど走り込んでいないし、 名古屋〜大阪ロングランの2,3週間後で(た)もあまり”自転車な気分”じゃないかなーなどと最初は他人事扱いしていた。 ところが何気なくメールに流れてきた麦草アタックの話を(た)にすると、 「参加してみよっか。」と実に前向きな返事が返って来た。急転直下参加することになった@nakであったが 前日に蓼科入りして前泊、のんびりと過ごして翌日茅野駅でアタック参加の皆と合流することにした。 (なにせ朝に弱いもので・・・)
それにしても昨年はあれだけ参加を思い悩んだ麦草アタック、今年は去年の半分も走り込んでいないのに、こんなにあっさりと参加宣言してしまっていいのだろうか!? 少々強引な麦草アタック2003@nakとなった。
前日既に蓼科入りしていた@nak(あ)(た)は当日朝、国道299号を下って集合場所である茅野駅まで向かう。
「皆が登ってくるのをここで待っていようよぉ」と駄々をこねるヤツは誰だ〜
10月末の蓼科の朝は思いの他寒く、念の為にと持ってきた防寒着をしっかり着込んで出発。
別荘地手前(標高1000m以下)の木々もすっかり色付いていて、上部も紅葉に期待できそう。
宿泊したペンションから約10Kmを下って(寒ぅ〜)茅野駅に到着すると程なく”本隊”:
いっとくさん(Amanda)&妻ですさん(Brompton)、おのさん(BD-1)、平野さん(BD-3)、まきさん(BD-1)も電車で到着。
妻ですさん、ブロで麦草アタックかぁ!?と一瞬期待(??)するも、妻ですさんは一日別行動(清里をポタリング)、宿泊先である「こっつぁんち」で合流するとのこと。あーそれもいいなぁ〜
今年の参加メンバーは@nakを含めて6名とこじんまり。お互いなじみのメンバーということあって出発挨拶もなんとなく済ませて出発。
市内を抜ける前にコンビニに立ち寄って各自”燃料”補給。(『吉田さんが帰ろうと思ったコンビニ』が恒例だと思っていたのでちょっと意外だった。)
コンビニ出発後、国道299号に入ってゆるやかに登り開始。朝下ってきた道をまた登るというちょっと複雑な気持ち。(^^)
これ以降、頂上までは下りはもちろん平地もない。
朝一の下りは寒かったものの、時折日が差す中で意外に暖かくなり、途中で各自上着を脱ぎならまずは別荘地を目指して走る。
今年の役目を終えた田園が広がる中を走りつつ、先に見える山々を見あげると山頂には白く雪が見えている!!
久しぶりにいっとくさんと一緒に走る。んんっ、ひょっとして正月ポタ以来??
糸萱大橋を渡ったところの農道入り口で休憩。昨年の麦草アタックではここで農家のおじさんにジャガイモをもらった。
そんなことを話していると、今年もおじさん登場...ジャガイモはなかったが、ガンバレと激励を受けて出発。
平野さんの下調べによるとしばらく走ったところに美味しいパン屋があるということで、そこに立ち寄ることにする。
ここの出来たてホヤホヤのプレーンドーナッツがめちゃくちゃ美味しくて、(た)さんが大量購入。
アタックを忘れてつかの間の食べ物ポタ気分に浸る。今年のアタックは少人数ということもあってのんびりムード。楽しい。
さてそろそろ出発しよう、という時にコックさんが他の客に話し掛けているのを皆は聞き逃さなかった・・・
店長さんが客に:「美味しい生ハムがあるんですけどねー」
一同:「何ぃ〜!!!」
美味しそうな誘惑に一瞬今年の麦草アタックはここで終了しそうになるが、全員気を取り直してアタック再開。
焼きたてパンとピザの店EPI(エピ)
茅野市北山5522-373 蓼科中央高原
営業:9am-18pm 水曜日休
TEL:0266-67-5311/FAX:0266-67-5312
別荘地に入ると勾配がきつくなる。ワインディングをゆるゆると登って行く。 昨年とは違って寒いくらいなので体力的にバテるという感じはないのであるが、寒さで足の筋肉が萎縮しているせいか(あ)(た)共に昨年に比べて余裕は少なく、早々にギアを使い果たしてしまう。 これで本当に最後まで登れるのだろうか、と不安を覚えつつも景色や会話を楽しみながら登る。途中から多少バラけるものの、おのさんを先頭に、平野さん・まきさんをしんがりに基本的には集団で登っていく。
麦草峠頂上まで最後の補給ポイント:蓼科ビレッジで最後の補給。
次の目標である(冬季閉鎖)ゲートを目指して再出発。
(た)と微妙にスピードが合わず、それに付き合う余裕もない(あ)は先に出て数十メートル先を走る。(昨年は逆に先行されて追いつくというパターンであったが
今年は(た)もなかなか大変そう。)
後ろではおのさん、まきさんが(た)と話しながら登っている。ところどころ話が聞こえる...
「Crusoeいいんですって?」
「Crusoeいいよぉ。」
「Crusoe欲しい。」
「....もう見にいった?」
空耳か!?
時折止まっては静寂に包まれた森を満喫する...というと聞こえがいいが、実際はしばらく走っては足がつりそうになって立ち止まることを 繰り返す。ただ、紅葉が進んだ森の静寂の中に立つと清々しい気分になるのは確か。 平野さん持参の沖縄産黒砂糖が好評。 いっとくさん、ここから「お先にぃ〜」とゲートに向けてあっと間に消えていった。
いっとくさんを追って(あ)がやっとゲートに到着。とりあえずここまで来れたという安堵と、まだまだ先長いな〜という憂鬱感が交錯。 あ、足攣りそ・・・
October,2003-Tateshina,Japan
Canon IXY DIGITAL 400
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