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CycleReport 2002
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@nakはPeugeot VTS-200というMTBを所有していた時期があった。 このMTBはもっぱら街乗りに使用されていたが、その用途も折り畳み自転車Peugeot Pacific-18 にとって代わられて以来余り出番もなく、この自転車が欲しいという方にお譲りすることになった。
それ以降@nakの自転車生活は折り畳み自転車中心になっていたのであるが、 MTBを使って里山を走るシングルトラックという面白い自転車の遊び方があるいう話を聞いて、 これに興味を持った。(これこそMTB本来の遊び方の一つなのであるが、我々はそれを知る前にMTBを手放してしまったのである。 もっとも我々所有のMTBは街乗り目的のものであり、シングルトラックに耐えうる代物ではなかったようであるが。)
自転車を中心に活動しているアウトドア関係のフリーライターの丹羽隆志さんという方がやまみちアドベンチャーという 団体で里山シングルトラック・ツアーを主催している。そのツアーに参加された何人かの方から面白かったという話を春先に一度聞いていたのであるが、 その時は予定が合わず参加に至らなかった。秋になり、このイベント積極的に参加されている”折り畳み仲間”のたかさんから再度お誘いがあり、 久しぶりのMTBではじめてのシングルトラックに挑戦することになった。
実をいうと、「里山」というくらいなので山の中を走ることくらいは想像ついたのであるが、それ以上のことはあまりイメージが湧かず、
「シングルトラックって何のこと?」というような状態での参加申し込みであった。
そして、我々が参加する数週間前に今回誘ってくださったたかさんから突然:
「事前特訓、いつやりましょうか?」
というメールが舞い込んで来たとき、@nakの2人は
「えっ、特訓なんて必要なの???」
と顔を見合わせてしまったのである。
たかさん指導のもと里山ツアーに向けた「特訓」は行なわれたのであるが、MTBの基本操作は頭でわかってもなかなか実行は難しい、
ということがわかっただけで終わったのである。あ〜大変なものに足を突っ込んでしまったと翌日の筋肉痛をさすりながら緊張してきたのである。
ちょうどこの”特訓”の日に仲間の竹本さんが同じくはじめてシングルトラック・ツアーに参加された。
その日記を読んでみると、「半分は押しが入った。」「転倒しまくり」「大変だ〜」という言葉が飛び込んできた。
ひゃ〜っ!どうやらシングルトラックは大変らしいぞ〜!!
この日の集合はJR武蔵五日市前にある「やまねこ亭」。
MTBを持っていない@nakは手ぶらで電車で飛び乗って
集合場所に向かった。集合場所に到着すると既に本日のスタッフの丹羽隆志さん、御子柴さんはじめ皆さんが集まってきていた。
皆さん準備が完了して自己紹介した後に出発。出発準備をしていると、
「プジョーのnakさんですよね?」
と声を掛けられる。
なんと偶然にうちの掲示板を贔屓にして頂いている同じプジョー406 break・オーナーのNobさんと
ここで初めてお会いしてしまったのである。良く見ると確かに画像掲示板に何回か写真を投稿していただいた
ビアンキのMTBだ〜
やまみちアドベンチャーのイベントではスポンサーであるSpecialized製
MTBのレンタルか可能である。
今回参加するにあたってMTBを持っていない我々はレンタルすることに。
前後サスペンション付のどうやらかなりいいモデルらしい。(^^)
(た)さんの自転車はちょっと大きめだったのであるが、ポジションを合わせるためになんとその場でシートポストを
切断して短くしたもらった!!(写真右)
やまねこ亭を出発してしばらく一般道を走る。緊張感からか、変な力が足に入って早くもツライ!? 途中で道を折れて、未舗装路に入っていく。林道だ。ちょっと走ったところの広場で一旦停止して準備運動、 そして御子柴さんによる自転車基本レクチャー。
レクチャーが終わり、「さて、出発しましょう。」という声で自転車に乗る。
「最初ちょっと厳しいところがありますが頑張って。」と指差された方向には申し訳程度の道筋が出来ている。
「わお、いよいよだ。」と思いながらやぶの中に突入。
(た)さん、途中の泥にタイヤを取られてちょっとつまづく。大変だ〜と叫びながらしばらく走ると
一般道に出てしまった。
あれ?と思っているとたかさんの一言・・・「まだ全然始まってないんだけど。」
「え、えっ・・・(アセアセ)」・・・先が思いやられる。
一般道を少し走った後に、再び未舗装路に入り、ゆるやかな登りが入る。 登った先のところで一旦停止。 その先にみたものは・・・獣道、いやもはや道とはいえないような自転車なんぞ到底走れそうにもない ような石がゴロゴロ、木の根っこが露出している急な登り坂。 大雨で水が流れ、土地を削った結果できたルートがそのままトラックになっているのである。
御子柴さんに再びシングルトラックの走り方をレクチャーしていただいた後に・・・出発。 いよいよシングルトラックにアタック〜
全然登れない〜
緊張と技術のなさでなかなか先を見ることができない、そうすると先に走る道筋を冷静に判断することが出来ず、
石や根っこに乗り上げてはストール、そして再度の漕ぎ出しがまた難しいのである。なかなか上手く行かない。
下り坂も路面の凹凸を見てしまうとおっかなびっくりでへっぴり腰。(た)さんもビビリモードである。
途中で押しも入りながら何とか最初の大きな坂を登り切る。休憩を兼ねて、スタッフの御子柴さんと丹羽さん によるお手本を見学。いとも簡単に登りきってしまう姿は悔しいくらい。(笑)
今ややまみちアドベンチャーの半スタッフ状態まで”昇格”しているたかさんによるお手本その3。 さすがのテクニックでスムーズに登り切るたかさん、丹羽さんにイジワルされて障害物(手前に置かれたグローブ)を置かれてもなんのその。
さらにアップダウンを繰り返しながら少しずつ尾根まで登っていく。 雨や、以前の走行でえぐれてしまったルートにタイヤを入れてしまうとすぐスタックしてしまう。 こういうルートは実はボランティア活動で整備されていることを知らされて感心。
第2(いや、もう何回目だろう???笑)の難所を登りきったところで休憩。ここで再び丹羽さんによるお手本。(写真左) うーんやっぱり簡単に見えるな〜、ということで皆でリベンジ・タイム〜。 @nakも再チャレンジすることに。しかし甘かった・・・2、3回トライするもなかなか 頂上まで上りきれない。(た)さんも押しが入る。(写真右) しかし(た)さん、この後の再チャレンジで”神の手”のアシストもあって登頂成功!
November,2002-Tokyo,Japan
Canon IXY Digital
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