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CycleReport 2006
久しぶりの「正統派ぽたりんぐ」は早春の伊豆にて下田の街中散策を水仙見学。 自転車仲間であるくいくいさんが房総半島に水仙を見に行ったという話を聞いて、ならば我が家は伊豆半島へと、とすぐ影響を受けてしまったのだ。(笑)
下田の街は自転車でめぐりにはちょうどいい大きさで、観光案内も充実している。 「下田観光ガイドガイドマップ」(http://www.izu.co.jp/~p-boo/)という情報が充実しているホームページから現地で配布している「まちあるきMAP」のPDF版(http://www.shimoda-city.info/f_machiaruki.html)をダウンロードして予習をした。この地図がなかなか優れものだった。
久しぶりのPark and Rideである。下田に入ってすぐの国道135号沿いの道の駅 : 「開国下田みなと」に車を停めて、自転車(Peugeot Pacific-18、Brompton)を降ろして走行準備する。下田の街を自転車で観光できるように、道の駅にはレンタルサイクルも準備されているので手ぶらできてもぽたりんぐが楽しめる。ここの観光案内所に上記「まちあるきMAP」が置いてあるので忘れずにゲット。
最初に向かったのは下田の中心街。新みなと橋を渡るとさっそく名物のなまこ壁の家が出迎えてくれる。
細い道が交差する町並みを少しうろついた後に向かったのは美味しい魚料理が食べられる「いず松蔭」。わかりづらい場所にあるにもかかわらず、この日も途絶えることなく人が来店していた。
おまかせコースと金目鯛の煮付けを注文した。今回大ヒットだったのは金目鯛の煮付けで、身が柔らかくて美味しかったのに加えて、 サイズが大きいキンメが丸々一尾出てきて、かなり食べ応えがあった。隣のテーブルで、まさかこれが「金目鯛の煮付け定食」のキンメとは思わず(定食といえば切り身程度を想像するだろう)一皿ずつ頼んでいた御夫婦が途方に暮れていた。(笑)
お腹を一杯にして店を出てからひもの横丁で干物を購入。先の食事の影響大で、キンメ、そして干物としてはめずらしい秋刀魚の干物をゲット。
今回の下田を訪れた目的は爪木崎の水仙を見に行くことだった。下田市街を離れ、下田港の反対側に移動して、須崎方面、爪木崎を目指す。 食後の運動としてちょうどいい程度の坂を登って、山の反対側にでると爪木崎に到着する。
1/31まで行なわれていた水仙祭りは終わっていたがこの冬は寒さの影響で開花が遅かったそうで、この日もまだかなりの水仙が花を咲かせていた。
来た道を戻って、再び下田市街を目指す。復路は下り基調なので楽ちん。途中の無人販売所で、水仙の切花や野菜を眺めていると、店番のおばあちゃんが出てきて話しかけてきた。「どこから来たの?」「川崎の方です。」「あらま、それは大変。」「いやいや、下田までは車で...」というPark and Rideではよくある会話を交わし、かわいい水仙を購入した。
街中に戻る前にまどが浜海遊公園に立ち寄る。ここには海を見ながらゆっくり浸かれる足湯:「海遊の足湯」があるのだ。 公園に入って探してみるものの、ぱっと見た限り人が集まっているようなところは見当たらない。自転車で園内をゆっくり走りながら、 きょろきょろ探していると、ありました。誰も浸かっていないので、全く目立たなかったのだ。 足湯体験は初めての我々が早速足を浸かっていると、次々と人が集まってきて、一気に賑やかになった。
足元がすっかり温まったところで、再び街中に戻って大川橋通り沿いを下田公園方面に向かう。 ペリー提督が歩いたペリーロードは異国情緒が感じられるエリアだ。
ペリーロードの端に位置する了仙寺と隣接する黒船美術館は日本最大の黒船・開国コレクションを収蔵、展示する。 梅がキレイに咲き誇っていた。
下田には足湯が合計三箇所ある。それを全部廻ってから帰ろうということで、次の足湯を探して迷っているのが幸い、通りがかった「ロロ黒船」という和菓子屋さんに引き込まれてしまった。ロールケーキ「開国焼き」と団子をゲットして、店員さんにはお茶を出してもらって喉を潤してから、足湯を探しに再び外に出た。
街の中心に「ハリスの足湯」はあった。小さな足湯に到着すると、先に女性の4人組が”入って”いた。うぉーっ、混浴だぁ!
3つ目の足湯はなんと伊豆急下田の駅前!”閉店”の17時直前にひとっ風呂。
道の駅に戻ってきて、自転車を車に仕舞い込みながらふと見上げると、美味しそうな「回転寿司」の文字が。港に隣接した回転寿司に吸い込まれるように入って行き、地元の海の幸で早目の夕食を取ってから帰途についた。
本日のおいしいみかんと開国だんご@ロロ黒船、開国やき@ロロ黒船。
February,2006 Tokyo,JAPAN
Canon IXY Digital 400
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