2005-05-02 境川アイスおかわりツアー

（あ）は集合場所である町田まで自走で向かった。余裕で到着すると思いきや道に迷い、結局集合時間数分前に滑り込むことになってしまった。 全員集合したところで町田を出発して境川を南下する。この日は海に向かって追い風が吹いていて、巡航スピードも30Km/h前後とハイペースで楽々だった。

そんなこんなであっという間に到着したのは和菓子の「松埜」。到着直前に同じく境川を南下中のサイクリストに「引いてください。」と頼まれ、後ろに付かれた我々だったが彼の期待を見事に裏切ってしまった。（笑） 「松埜」では休憩室があり、そこで日本茶と桜餅ですっかりくつろいでしまった。

追い風の威力は絶大で、殆ど疲れ知らずで休憩ポイントにたどり着く。久し振りにカナシブメンバーが揃い、思い出の境川を走るとなると会話に華が咲く。このあとサイクリングロード上でまもる氏が合流し、6名で本日最初のアイスを目指す。

「飯田牧場」に到着。連休の合間ゆえか、いつもは賑やかな飯田牧場も閑散としていて寂しいくらいだった。ゆっくりと座ってジェラートを食べることができた。

飯田牧場で境川を離れる。境川と併走する小田急江ノ島線の線路を越えて、引地川に移動。湘南台駅近くの引地川沿いにあるたかさん御用達の「カナルの台所」に到着して昼食を取る。 ここでは美味しい手打ちの太麺パスタ（ツナトマトソースはスパイスが効いていて美味）をリーズナブルな値段で食べることができた。

食後は引き続き引地川を湘南方面に南下する。引地川は初めて走ったが途中公園が整備されているなど気持ちよく走りやすい区間が多かったものの、整備工事（？）進行中のダート区間やちょっと不可解な整備がなされた区間もあった。 ただ境川に比べると変化に富んだサイクリングルートで走って面白かった。（地図画像をクリックすると拡大。136KB/800*600pixels）

藤沢で引地川を離れて寄ったのが「リコッタ」だったのだが、なんとこの日は定休日（月曜日）だった。前回訪問時には閉店後に到着して無理やり押し入った（笑）記憶がある。 ここにはあまり縁がないらしい。

気を取り直して（というか、リコッタでアイスにありつけなかったのが結果的に良かったと思う）本日の最終目的地に向かう。 鵠沼海岸の駅近くまで走り、商店街の中にオープンカフェ風な店舗を構える「kohori 埜庵」（のあん）に到着する。 「埜庵」は2004年まで鎌倉にあった有名なかき氷屋であるが、2005年5月1日から鵠沼海岸に移り、前日に新装開店したばかりだったのだ。 ここはこれまた有名な秩父にある阿佐美冷蔵の貴重な天然氷を使った氷を出す店で、冬場はオーナー店長の石附さんが自ら製氷作業を手伝いに秩父の山に篭りに行くそうだ。 昨年大晦日に降った雪を除雪するために大変な苦労をしたといった貴重なエピソードを聞かせてもらった。氷にかけるシロップにもこだわりがあるようで、苺、メロンといったシロップは天然フルーツを使っている。

二階建ての一軒家の佇まいをそのまま活かした店舗には玄関から階段を上った二階にも応接間のようなeat inスペースがあり、ちょっとした隠れ家のような雰囲気の中でゆっくりと 氷を楽しむことができる。

シロップたっぷりのオレンジと天然メロンを食べた@nakは店員さんお勧めで和三盆のシロップがかかった「かまくら」をおかわりした。

埜庵でゆっくりとくつろがせてもらった後に、最寄の鵠沼海岸駅で本日は解散となった。
（あ）は南林間まで輪行して自宅まで自走して帰った。

May,2005 Kanagawa,JAPAN
Canon IXY Digital 400