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CycleReport 2005
今年の桜の開花は例年に比べてかなり遅い。昨年は3月28日には満開だったが今年は4月に入って やっとつぼみが幾つか開いた程度である。そんな中、気の早い桜を求めて走りましょということで最近卓球やテニスを一緒にやっている面々がラケットをペダルに持ち替えて(?) 東京駅に集まった。
開花宣言の二日後、ちょっと早い桜を求めて東京駅に集まったメンバーはおのひろきさん、まきさん、haiさん、Asakoさん、みはるさん、Cocoさん、そして(あ)(た)の計8名。
北の丸公園、武道館、千鳥が淵と回ってみたが、所々で早咲きしているものの全体的にまだまだ蕾の状態。「気象庁発表の開花宣言は信じていいのかなぁ〜?」という一行の疑問を自ら確認する為に靖国神社に行ってみましょう。
神社では露店が開店準備中で、観光客もいっぱい訪れていた。境内には気象庁が桜の開花宣言を行うにあたり基準としている「基準木」がある。開花の宣言は五分咲き程度で行われると思いきや、ほんの数輪の花が咲くだけで宣言されるらしい。
境内で一番咲いているように見えた木でも、まだほとんどの花が蕾または咲き始めの状態だった。
靖国神社をあとにして、四谷に向かう。小さな路地に入って到着したのはたいやき「わかば」。午前中にもかかわらず行列ができていた。焼きたての鯛焼きは薄いながらパリッとした皮とシッポまでいっぱい詰まった餡は皆に好評だった。 セルフサービスの日本茶が美味しくて、鯛焼きとの相性がナイス。
四谷から迎賓館の横を通って(途中ホテル・ド・ミクニの三國清三シェフに遭遇するというハプニングもあり!)神宮外苑に向かう。ここでも桜の咲き具合はイマイチだったが、まだ人が少ない銀杏並木を歩道いっぱい広がってのんびり走れたのは良かった。 通りを隔てた青山墓地もちらほらと咲いている程度であったが、気の早い花見客がゴザを敷いて宴会の準備をしていた。
昼食に向かったのは乃木坂にある和食「志門」。
ここはリーズナブルな値段で美味しい和食ランチを食べられる(た)のお薦め和食処で、昼時にはすぐ満席になるのを見計らって開店時間ぴったりに到着。
3,4種類の昼定食から(あ)が選んだのは丼。この日はそれほど雑もなく、落ち着いた店内で行き届いたサービスもありがたく、ゆっくりと過ごすことができた。
食後、桜を求めて次に向かったのは赤坂全日空ホテル裏にある桜坂。木の高い方では五・六分咲きのところもあったが、満開時の桜坂の華やかさを知っている身には この日の桜はまだまだという感じだった。KIHACHI CAFEの前では例年どおり露店がキハチスイーツを売っていたが、売り子さんの掛け声も今一つ盛り上がりに掛けていた気がした。
赤坂から再び青山方面に進み、デザートとしてシュークリームのリクエストに応えるべく立ち寄ったのは洋菓子舗ウエストの青山店。
ここでクリームパフ・カスタードクリームシュー・ゴルゴンゾーラパフと三種類のシュークリームを人数分購入した。
リボン付の立派な包装を店頭で開封して皆でさっそくパクつく。いずれのシューもクリームがいっぱい詰まっていて
リッチな味わいのものであった。ゴルゴンゾーラパフはチーズの香りがしっかり付いていてチーズ好きには良いかもしれない。
ここまで青山〜六本木周辺をしばらく巡っていたが、燃料(パフ)補給もすませてここから目黒方面に移動する。 西麻布から恵比寿を経て、中目黒で目黒川沿いの桜の様子を伺う。残念ながらここも満開には程遠い状態であったが、 それはそれでいい絵になる。
カフェで小休憩をした後に烏山川緑道に入って世田谷方面を目指す。ここでCocoさんお勧めのパン屋さんがあるということで、連れて行ってもらう。 三宿の交差点近くに位置する「ブーランジュリー ラ・テール」に到着すると、美味しそうなパンの香りがぷーんとしてきた。店内にはは人がいっぱい。 ヘルメットを脱ぐのを忘れてパンの買い物に夢中の人を発見!道を挟んだ反対側にはケーキ屋さんもある。
さらに希望が多かった三宿交差点近く「喜楽亭」のカレーパンを入手すべく立ち寄った後に、再び烏山川緑道に復帰して環状七号方面を目指した。 緑道には人もそれ程多くなく、のんびりと話しながらの「癒し系」ポタリングを楽しむことができた。
環状七号にぶつかったところで駒沢方面に進路を取る。大通りの雑踏を避けて目黒区柿の木坂の高級住宅街を練って走っていった先、 碑文谷呑川が駒沢通りとぶつかったところに差し掛かったところで・・・
ついに満開の桜に出会えた!やっと今日の記念写真が撮れるぞ。
のんびり桜を鑑賞しながら先ほどゲットしたカレーパンを皆で分け合って食べたり、試乗会&自転車の乗り方講座を開いたりして時間を過ごした。
喜楽亭のカレーパンには普通口と辛口二種類あり、辛口はパンチの効いたカレー、普通口は野菜の味がたっぷりするカレーがぞれぞれふっくらとしたパンに包まれている。テイクアウト用の箱も特徴的。
http://www.bistro-kirakutei.co.jp/bread/index.html
カレーパンと桜を楽しんだ一行は駒沢通りを下って駒沢公園へと向かった。公園を周回するサイクリングコースを一周してみると、
ここでは咲きかけの桜の下では宴会をしているグループがかなりいて・・・酒クサっ!花見シーズンの雰囲気をやっと感じることができた。(^^;)
公園を出て桜新町・日体大横の呑川緑道に差し掛かると「桜の枝に注意」の看板を発見した。しだれ桜の枝が垂れてくるのだろうか??ここも小川沿いに植えられている桜がキレイな場所である。
二子玉川に到着したところで皆の調子を伺ってみると、もう少し走れるとのことだったので少し足を伸ばして仙川・東宝スタジオ近くに咲く桜の咲き具合を”偵察”してくることにした。
仙川に入ってちょっと走った世田谷区岡本三丁目にはメトロポリタン・ヒルクライマーに有名な岡本の22%坂がある。その坂の下で立ち止まって、 Asakoさんに向かって「今からコレ登りマース」と冗談で言ったつもりだったのだが、気が付いてみたら皆で登っていた。(!)
気を取り直して仙川沿いを進む。世田谷通りを越えて東宝スタジオに到着するが、予想通り木々はピンク色に色づき始めているものの、開花と言うのにはまだ早すぎる状態だった。 「残念でしたー」記念写真をパチリ。
トイレ休憩中に自転車を見張っている間に話し掛けられたおじさんから「なぜか次大夫堀公園は満開だったよ。」という情報を入手。 桜を求めて走るという今日のポタの趣旨(決して食べ物ポタではないことはここまで読んできておわかりだと思う。)からしてこれは行くしかないということで二子玉川 に戻りがてら野川沿いにある次大夫堀公園に立ち寄る。 到着すると、これまでとは違う背丈の低い品種の桜の木が確かに満開状態で咲き揃っていた。...が、その写真がないのは皆で公園の遊具に夢中だったから!?
日が暮れゆく中、野川を下って二子玉川まで戻った後に皆で食事をしてこの日は解散となった。 桜にはちょっと早かったものの、いろんなところに立ち寄りながらのんびりと走ったわりには走行距離が50Kmを超えた楽しく充実した一日だった。
April,2005 Tokyo,JAPAN
Canon IXY Digital 400
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