This page contains 2 byte (Japanese) characters
Cycle@nak HOME
CycleReport 2004
自転車とクルマが双方、お互いに安全・快適でいい形で共存する街や社会空間を実現するにはどうすればいいのだろうか、という思いは
クルマ(運転)好きでも自転車好きでもある@nakにとってとても興味深い課題である。
残念ながら今の日本の交通事情においては(どの国でもそうなのかも知れないが)それが実現されているとは言えず、ドライバー、サイクリストがお互いに不快な思い、危ない思いを
する場面も多い。
同じ道路で自転車とクルマが平和に共存するにはどうすればいいのか、その手段としてまずは自転車の楽しさや利便性、自転車の立場を世間にアピールして
することを通して、自転車とクルマ、ドライバとサイクリストは平等であり、お互いを尊重していこうというメッセージを伝えたい・・・
それを考えてメッセージを伝えていこうという思いを持った人たちが集まって「もっと自転車を!の会」の名の下に議論や活動を行っている。
サイクリストでありドライバである(あ)も勉強させて頂く意味も込めて、常に「共存」という言葉を念頭に両者の立場で参加させてもらっている。
そういう「もっと自転車を!の会」においてメッセージを世間に知ってもらう活動のひとつとして、警察の許可を得た「自転車パレード」を行おうということになった。
自転車パレードを行うに至った経緯や背景は以下引用、ならびに「もっと自転車を」のホームページ(http://bikemore.cycling.jp)に詳しく書かれている。
そして、その第1回パレードが3/27に行われ、晴天の元無事に実行された。今回(あ)は撮影係としてパレードに同行して記録を取る形で協力させてもらった。
なお、本活動への問い合わせはbikemore@cycling.jpまでお願いします。
以下「もっと自転車を」のホームページ(http://bikemore.cycling.jp)から引用:
自転車のパレードの主旨
Web サイト「もっと自転車を」を運営する団体「もっと自転車を!」は,東京で「自転車のパレード」を行う準備をしています.自転車に乗ることは楽しいことです.楽しいだけでなく,適度な運動は自転車に限らず健康のために良いことです.また環境問題が重要な問題としてとりあげられている現代では,自転車は環境にやさしい乗り物としても注目されています.そうでなくてもすでに日本では便利で手軽な乗り物として普及しています.このようにすばらしい自転車ですが,まだその本当のすばらしさが十分に理解されているとは言えないのではないでしょうか.わたしたちは,自転車のパレードを通じて,改めて自転車のすばらしさを世にアピールしたいと思います.
- 自転車パレードで自転車のすばらしさをアピール
- 自転車に乗ることは楽しい
- 自転車に限らず適度な運動は健康に良い
- 自転車は環境にやさしい
- 自転車は便利で手軽な乗り物
- タンデム自転車は,子供からお年寄りまで,または障碍者にとっても利用しやすいユニバーサルデザインの自転車です.
より良い自転車生活を実現するために
- 自動車と自転車とが道路を共有するために,自転車の運転者はより良いマナーを身に付けましょう.
- 自動車と自転車とが道路を共有するために,自動車の運転者は自転車についてもっと知って欲しい.
- 自転車と歩行者が,おなじスペースを共有するためには,自転車の運転者はより良いマナーを身に付けましょう.
自転車のパレード計画 (2004-03-22 現在)
当初 2004 年 2 月を予定していましたが,準備が整わず延期しました. 既に警視庁で「集会、集団行進及び集団示威運動に関する条例」の範囲で自転車のパレードを行いたいと相談していて,特に問題なく実現できると私たちは考えています. 現在,第一回を計画中です.第一回は,小規模になる予定です.第一回の段階で実現できることは,あまり大きな事ではありませんが,まずは実際の行動を行ったという実績を作り,徐々に活動を広げて行きたいと考えています.
- 名称: 第 1 回自転車パレード
- 趣旨: 自転車も道路交通の当事者としての権利を有し義務を負うことを、自転車利用者を含む道路利用者一般に訴えること。併せて、自転車を交通手段として十全に活用するための環境の改善を訴えること。
- 日時: 3 月 27 日 午前 10 時から午前 11 時まで
- 場所: 杉並区から中野区まで青梅街道を走ります。
- 主催: もっと自転車を!の会
引用終わり
スタート地点にて先導車の準備。今回は10名前後がパレードに参加。
出発前の挨拶、並びに注意事項説明。
パトカー先導によりいよいよ出発。
青梅街道・四面道の交差点を通過。前後を警察車両にサポートされながら一列縦隊で進行。
青梅街道を中野方面に向かって進行。
10km/h前後で進行、交差点での赤信号では通常車両同様に一旦停止しながら進行。
当日は土曜日ということもあって、交通量も比較的多く、時折路上駐車車両を避けながら走行する。
高円寺陸橋(環状7号)を超えるパレード。人出の多い駅前に差し掛かる場面ではかなり注目を集めていた。
中野警察署手前のゴール地点近く。警察の3管轄を跨ったルートの為、管轄を超える毎に担当警察(車両)の引継ぎが行われて先導が続いた。
ゴール地点で無事終了の図。
当日の動画(wmvフォーマット)...2004-04-04 update
Marchi,2004-Tokyo,Japan
Canon IXY DIGITAL400
Cycle@nak HOME
CycleReport 2004