2002.07 多摩川周遊ロングライド140Km その3- またまたリベンジ失敗!




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「多摩川1周ラン」・・・羽田の河口から上流の羽村取水場に延びる多摩川の往復約140Kmの走破チャレンジには過去二回 チャレンジしているが、いずれも失敗に終っている。 昨年11月、今年の3月、そして7月という4ヶ月間隔が感覚的にいいのか、7月に入って@nak (あ)(た)の頭の中にまた「多摩川」という二文字が沸いてきたのである。 今回は堅実に多摩川本流ルート(支流をめぐることなく多摩川を上下)を辿り確実に羽村、羽田を抑えようということになったのであるが・・・

(あ)(た)2人で行こうと決めたこともあり、今回は完全になめていた・・・
数日前に思い立ち、前夜は夜更かし・・・当日も寝坊して出発は10:00am。 当日は湿気も多く気温も高かったことも手伝って、結果は散々なものとなってしまった。 (た)さんは途中リタイア、(あ)は羽村往復はしたものの半熱射病状態で力尽いてしまい、 自宅への自走もままならないダメダメという結末で、前回の比較にならないほどひどいリベンジ失敗に終ってしまったのである。

殆どレポートにならないこの日の走行、当初レポートを用意するつもりはなかった。 しかし自戒の為、そして失敗もまた貴重な記録ということで記しておくことにした。


2002.07.27, 多摩川ロングライド3 2002.07.27, 多摩川ロングライド3

前夜の夜更かしのせいですっかり寝坊してしまった@nak、 二子橋を出発したのは10:00am。いつものように(?)川崎側(右岸)を上流に向かって登戸方面に走る。 出発時間の遅れを補うべく高めのペースで走行する。 この日、(あ)はハイペース巡航にチャレンジしてみたかったことも、高めの走行ペースの「原因」 でもあっただろう。 登戸へアプローチ、小田急線の線路をくぐりのぼりとで多摩水道橋を渡って左岸に出る。今日はここからひたすら左岸を走行である。


2002.07.27, 多摩川ロングライド3

真夏日の日差しに加えて湿気も猛烈なこの日、27-28Km/hでサイクリングロードを走っていると身体に堪える。 @nakのにわかサイクリストぶりを思い知らされながら走行。


2002.07.27, 多摩川ロングライド3 2002.07.27, 多摩川ロングライド3

約40分走りっぱなしで多摩川原橋を越えたところで休憩。
暑さに参り気味な2人はドリンクを早くも飲み干してしまう。「コンビニでドリンク買いたい。」と(た)さん早速出発。
またしばらく走るも、どうも(た)さんのペースが上がらない。オーバーペースで引っ張りすぎたようなのだ。 それでも頑張ってサイクリングロード(沿いを走る道路)沿いのセブンイレブンに到着。 思わず「ガリガリ君」購入。

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2002/07/27(Sat) 10:42 No.8198
多摩川原橋

しばらく休憩を取ったもののどうも(た)さんの調子が上がらない。
スタートに無理があったものの、1周にこだわる(あ)ともう半分あきらめ気分の(た)さん。 翌週の麦草アタックのことも考えて(た)さんはここでリタイヤすることに。(あ)はとりあえず行ける所まで行ってみたいと先に進むことにする。


2002.07.27, 多摩川ロングライド3 2002.07.27, 多摩川ロングライド3

一人になると張り合いがなくなり、自分との戦いになる。この厚さでは目標がないことにはどんどんペースも落ちていくので 26-27Km/hペースを守るべくサイクルコンピュータを眺めながら頑張る。 サイクリングロードは日陰もなくただ暑い・・・誰もいない河原公園をもくもくと走っていると「お前はアホか」と思わず思ってしまう。 たまに川から吹いてくる涼しい風がそういう思いを打ち消し羽村へ足を向かわせる。
写真右:国道20号(甲州街道)にヤマト運輸と佐川急便が隣り合っている箇所が。

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2002/07/27(Sat) 11:27 No.8200
立川公園。直前で(た)さん体調不良で離脱。

このルート、最初のロングライド時に夕暮れの中逆方向に(二子橋に向かって)走ったルートである。 前回は夕暮れ〜夜間であり周りが見えなかったこと、今回の進行方向とは逆ルートであることもあって走り慣れたという感はない。 福生公園など特徴的な箇所所々は見覚えがあり、励みになる。前回かなりダート走行を行なったが、舗装迂回路があることも発見。


2002.07.27, 多摩川ロングライド3

多分五日市線を越えたあたりだと思う・・日陰を求めて休憩。夏らしい一枚と思って写真を撮ったが構図がメチャクチャ。 ヘロヘロぶりが伺える。

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あぢー (あ)- 2002/07/27(Sat) 12:09 No.8201
JR五日市線通過。

2002.07.27, 多摩川ロングライド3 2002.07.27, 多摩川ロングライド3

二子橋から羽田が往復約50Km、全行程を140kmとすると、二子橋〜羽村は45km程度と計算・・・ そろそろ着かないとおかしい〜などとぼんやり考えながら走っていると前方に河原が開けている箇所を発見。 近づいてみると川堰がある。
羽村到着である。
過去二回、到達することなかった羽村にやっと来ることができたのである。
「すばらしいぃぃ!!」・・・・
と感動するかと思ったのであるが、羽村、ちょっとイメージしていた雰囲気と違っていたのと、 とにかく日陰で休憩したい気持ちが先立っててそれほど感激せず。
記念(記録!?)写真を撮ってさっさと日陰に移動。 水遊びする子供達が涼しそう〜

2002.07.27, 多摩川ロングライド3

とりあえず木陰に退避。休憩と昼食・・・といってもほとんど何も口に入らず。ひたすら生ぬるい爽健美茶を飲む。 時折川の方から吹いてくる涼しい風が何より気持ちいい。

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1/4 (あ)- 2002/07/27(Sat) 12:38 No.8202
無事羽村到着。帰り大変そうー

「1/4(行程)」と書くあたり、この時点ではまだ一周走破する気力はちょっと残っていたのだろう。しかしかなり消耗度激。 一周する時間を考えるとここであまりのんびりしていられない、との計算でちょっと落ち着いたところで来た道を二子橋目指して出発。


2002.07.27, 多摩川ロングライド3 2002.07.27, 多摩川ロングライド3

写真左:サイクリングロードをちょっと離れたところにあった涼しげな風景。
写真右:羽村近くのサイクリングロードから見た多摩川。
この時点ではまだ写真を撮る余裕があったのであるが、この写真がこの日最後のものとなった。 実際は既にこの時点で写真を撮る、という理由を付けて何かと停止・休憩を無意識に入れていたのかもしれない。

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いかん (あ)- 2002/07/27(Sat) 14:03 No.8204
羽村1時出発。JR中央線手前。二子玉でバテそうー

この頃になるとペースはがっくーーーんと落ち、15-16Km/hでフラフラ走っていることもあり。 時々思い出したように24-25Km/hに加速するものの、あまり長続きせず。 既に羽田は視界から消えつつあり、二子玉川の高島屋の看板サインが(ゴールとして)しっかり頭に浮かんでいる。

汗だくの状態(多分疲れから不必要に、だと思う)で多摩川を南下。行きに(た)さんと別れたコンビニに到達するまでに 少なくとも4回は休憩を取る。平衡感覚フラ付き気味でちょっとヤバイかも、という自覚症状あり。 コンビニでは行きに(た)さんが食べたガリガリ君をむさぼる。 この時点では「無事に二子玉川」までたどり着けるのだろうか、ということのみ考えている。
重い腰をあげて再び走り出す。 下流に行くに従って(自転車)交通量も増える。あっという間に抜き去っていくロード (実際は軽く流している)についていこうという気力もない。 のんびり走るMTBのカップルを惰性で抜くものの、力が続かず抜き返される。 不思議そうに見られながら抜かれるのはつらい。 そんな走行を繰り返しながらなんとか関戸橋にたどり着く。

ここまであまり小径車には出くわしていなかった。BS-Moultonが2,3台すれ違った程度であった。 ところが関戸橋の下をくぐって前方を見るとBD-1が芝生に横たわって誰かが傍に立っている。 近づいていくと見慣れた顔が。
なんと桑原さんではないか! 数日前にBD(-1) Mailing List

>ひとつ、先日、関戸橋のたもとにバイクショップがオープンしたって話です。
>週末にでも行ってみようと思ってますが。

これはワイズ・バイクパークだと思います。
7/25オープンのようですね。120台のバイクが試乗できるってのが凄い。
何かオープニングセールでお買い得品あるかなー

ワイズ・バイクパーク
http://www.jitensya.co.jp/ybp.html

と話題になっていたワイズ・バイクパークを見に来たとの事。 涼しげな顔の桑原さんに瀕死の状態、汗だくの(あ)・・・はずかし〜 ほとんど会話にならない会話をかわしてしまった。
桑原さんはこれから羽村を目指すとのこと。「頑張ってください。」の一言しか出なかった。
関戸橋で桑原さんと別れてちょっと進んだところでどうしようもなく眠気に襲われる。 芝生に倒れこむように自転車を停め、しばし睡眠。気持ちいい。、

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だれだれ (あ)- 2002/07/27(Sat) 15:32 No.8206
(た)さんぶじ帰宅とのこと。調布で桑原さんに遭遇!

しばらく休んで再スタート。ココから先はもう惰性である。ひたすら走って・・・走って・・・

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フタゴでヤメ! あ- 2002/07/27(Sat) 16:20 No.8207
1周は二人一緒で、じゃないとね。というのはウソでもうバテました。家まで帰れるか?

今回の走行距離は90Kmちょっと・・・走ったことがない距離ではない。しかし疲労度・ダメダメ度は今まで走った中でで一番ひどかった。
理由としては・・・



July,2002-Tokyo Japan
Canon IXY DIGITAL



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