秋も深まり木々も色づくこの頃に、毎年全国からフランス車(4輪)が集結してFrench Blue Meeting
(http://www.kurumayama.com/fbm/)@車山高原
と銘打つ祭典が行われる。
わが家の兄弟、プジョーをたくさん見てみたい!お祭り気分を味わってみたい!といことで、ワクワクしながら出掛けて行くことになった。
諏訪から山に登るのだから、まず諏訪湖を自転車(プジョー2輪)で制覇することにする。
諏訪湖は今迄に何回も訪れているけれど、なかなか自転車で走るチャンスに恵まれなかった。今回念願が叶ってのぽた。
ここのところ、折り畳み自転車界では峠制覇や長距離ランの話題で持ちきりである。我々二人だけ軟弱街道まっしぐらではかなり居心地が悪いのだ。
全長約15kmの湖周をできることなら3〜4周はしたい!そんな意気込みで望んだものの・・・さてさて。
下諏訪→岡谷→豊田→上諏訪→下諏訪→岡谷→豊田→上諏訪(リタイヤ)
諏訪湖湖畔の駐車場にて出発準備。
上諏訪から下諏訪にかけた湖沿いには湖畔公園の駐車場(無料)が数箇所あるのでPark & Rideには
便利。
上諏訪〜諏訪市内は車が混雑し、岡谷〜上諏訪の諏訪湖南岸にはあまり駐車場が見当たらなかった。お勧めは下諏訪周辺。
よく晴れて風も少ないぽた日和。長袖Tシャツと薄手のフリースという出で立ちで走り始める。
駐車場周辺の道路沿いには名残の秋桜
諏訪湖湖畔を周回する道には一部下諏訪〜岡谷の区間を除いてジョギング用、そして自転車・歩行者用の道が設置されていて
車道を走ることはほとんどない。道路も段差が少なくとても自転車にフレンドリーな環境。
(ジョギングには*more*フレンドリーであったのはなぜなのだろう・・・)
下諏訪から出発して半時計周り、すなわち下諏訪→岡谷→豊田→上諏訪→下諏訪と走る。
下諏訪〜岡谷の区間には自転車・歩行者用の道がないものの、車通りの少ない道を気持ちよく走ることができる。
ただし、釣りのポイントを探して走る低速走行の自動車がいるので要注意。わかさぎ釣りのシーズンなのか、釣り糸を垂れる人が多く見られた。
途中の学校(?)そばに飾ってあったD51。諏訪市内にも1台展示してあった蒸気機関車。
諏訪は蒸気機関車に縁あり?
(左)晴天、そして暖かい陽気に誘われて鴨もお遊び中。
(右)湖畔には至る所に地図があり場所の確認が出来る。グルグル廻るだけであれば迷うこともないが・・・
岡谷近くにあった温泉スタンド・・・そう、温泉の自動販売機。
200L or 300Lを専用のコインで購入する仕組み。
岡谷に到達・・・岡谷側の一番端、湖畔公園のすぐ近くにあるうなぎ屋「あら川」で昼食。ここは前回諏訪訪問時に
食べて美味しかったのでリピート訪問。独特の食感のうなぎとタレの味が美味しい。甘さの際立ったタレが香ばしい。
強火の炭火で焼き上げられているらしくカリっとした食感。皮が特にパリっとしていて美味しい。今までの概念を覆す新食感のうな重。かなりお勧め。
うな重・きも吸付 1500円
うなぎ - あら川
岡谷市湖畔1-25-18
tel:0266-22-2455
「あら川」のすぐ近くが天竜川が諏訪湖に流れ込む地点・・・水門があり、諏訪湖を上・下諏訪方面へ見渡すことができる。
岡谷から豊田に向かって諏訪湖南岸を走る。
日差しの暖かさと風の涼しさがとても気持ちいい。食後の睡眠を誘う??
サイクリング・ジョギングロード沿いにはこんなものもあって「ちょっと一眠りしていけば?」と誘う。(^^)
寝心地は如何、(た)さん?
この日のベストショット・・かな?
諏訪湖南岸のコース沿いに植えてある木々はすっかり紅葉。
諏訪市内に入っていきます。市内の道路沿いにはかりんの木が植えてある「かりんの小径」。実がなっている。
そして様々な・・・芸術品!?
上諏訪にて。洋館風な姿が特徴的な片倉館。
一周してきて休憩。芝生の上でごろんとなって一日ぼーっとしていたくなるような、そんな陽気。
時間的余裕と上天気、そして貧乏性な性格(?)からか・・・
せっかく念願の諏訪湖に来たことだしもう1周しよう、ということに。
2周目の下諏訪〜岡谷〜上諏訪間はちょっとペースを上げて走る。
再度上諏訪に入ったら湖を離れて市内ぽたして、下諏訪にあるお目当てのケーキを食べて車に戻ろう、という計画。
2周目を走り上諏訪に入ってきた時点で平均スピード(サイクル・コンピュータ測定)は18Km/h近くを示す。
やはり都内のぽたと違ってスピードに乗れるサイクリングは爽快感を味わえる。
(地図画像をクリックすると拡大図が見れます。- 51KB)
上諏訪の高島城を目指して湖畔を離れる。
ちょっと走ったところに突然現れた高島城。
堀端を走っているにも関わらず城の存在には気が付かなかった。
もっと大きな城を期待していた(た)さんはちょっとがっかり?
実はこの時(あ)は高島城が見つかって最後の交差点を曲がるべくカーブを切ったときに、
後輪がズズッっとスライドするような感触を味わっていたのである。そして最後の直線が急に重くなる感触・・・
えっ、まさか・・・
自分に限ってね・・・なんて思いながら後ろのタイヤを触ってみると
ふにゃふにゃ
そう・・人生初めて(記憶にない)のパンクである。自分の身に起きるとは思ってもいないわけで、当然
パンク修理道具など持ち合わせなし。リタイヤである。
そして・・・諏訪湖の湖畔沿いに自転車屋はない。
車まで約8キロ1時間・・・自転車を押しながら歩き、である。
教訓 : パンク修理を積むべく修行を積むのだ!
なんとか車までたどり着いてぽたはリタイヤ。
まあ1周半は出来たので良しとせねば。
結末がどうであれ、ケーキとコーヒーは食べる。これは決まり。
下諏訪秋宮の入口付近、オルゴール博物館の反対側にある「花梨館」
セゾン(手前)とそば粉のパンケーキ(かりんとあんずのジャム付)
October,2001-Tokyo,Japan
Casio QV-2000UX