Park & Rideを目的の一つに購入した2台のPacific-18...これを406 breakに上手く車載する方法を探ってみた。
一般的に自転車をWagonに車載するには1)バッグに収めて荷室にそのまま入れる、2)THULE等から発売されている
自転車車載用レールを使用(車輪を外してクイックリリースでレールに固定)といった方法が考えられる。
今回折り畳み自転車であるPacific-18を車載するために、
- 折り畳んだPacific-18を2台荷室に収める。
- 2台直立させて車載、傷つかないように固定。
- 自転車の未車載時にはトノカバーが使用できるようにする。
を目指した。
市販のプラスチック製折り畳み式「箱」(容器...テニススクールなどでボール入れとして使用している)に
折り畳んだPacific-18を収めることも考えたが、サイズ的に合うものがなかなか見つからない。
そこで下手の物好き、車載用固定「箱」を自作することにした。
設計(といった大したものではないが・・・)、作成のポイント
- 箱の高さ....トノカバーの位置を考慮して、箱があってもカバーが引ける高さに抑える。
- 箱の幅....折り畳み時の最大幅→ペダル間の距離を考慮。@nakの2台はMTB用のペダルに換装の為、幅は広くなってしまった。
- 前後方向の動き(車の加減速による)による「飛び出し」防止の”リップ”を設置。
- 自転車固定用のゴムバンドをフックする為の穴(切り欠き)を四隅に設置。
が挙げられる。
トップに掲載の写真の様に上記のような箱を作成、現在使用している。
折り畳んだPacific-18をオートバイの荷物止めに使うゴムバンドを使って箱にアンカー、
箱に空けたフック止めからPacific-18のシートポストに巻き付け反対側のフック止めに
タイダウンしている。
要改良(反省)点
- 飛び出し防止のリップ....必要性を疑問視し、1個にしか付けていないが、これは必要&効果大。
- 切り欠き....箱の奥の方の切り欠きはアクセス困難。現状殆ど使っておらず。もっと手前にあればいいかも。
- 箱の重量....剛性を考えて厚みのある板を使用。自転車本体より重い。絶対燃費に悪影響のはず。
update 2001.05.28
写真左・・・
リアシートから荷室を覗く。リアハッチにサドルが干渉しないようにサドルが奥に入る。箱の高さは
リアのトノカバーが覆える高さに設定。(トノカバーは取り外してある。)
写真右・・・
箱下部の飛び出し防止の”リップ”は有効。急発進をしようものならハンドル折り畳み部の金属が
リアハッチガラスを直撃するであろう。ゴムバンドは箱の切り欠き→1台目のフロントクラウン→2台目のフロントクラウン
→反対側箱の切り欠きに留められる。
バックミラー越しにはこのように見える。
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