Trouble !? Pacific-18




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Chain Guide (2004.06, Polish)

Birdyの場合、折り畳み時のチェーン脱落を防ぐ金具がリアディレーラーのプーリに共締めされる形で付いている。 ところがこの共締めのネジのうち、内側(ホイール側)に付いているものがローギヤ時、すなわちディレーラーが一番 ホイールに近づいていて、かつトルクが掛かったときにリムに乗り上げてしまって、ディレーラを巻き込んでしまうという トラブルに何度か見舞われていた。

最初のトラブル時にはその結果、ディレーラのの台座が変形してしまってディレーラ交換 に至ってしまった。交換後も何度か同様のトラブルに見舞われてしまったので、チェーン脱落防止金具を取り外してしまった。 これにより、共締めネジが不要となり、ホイール(リム)とディレーラ間のクリアランスを確保することに成功した。応急処置的な対応であることにはかわりない。


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Stem Pin (2002.03, Polish)

ハンドルステムの折り畳み部分の軸が脱落した。
ハンドルステムの折り畳みを可能にするようにステムとステムベースはピン(軸)と、それを固定するCリングによって 固定されているのであるが、走行中にその片側がどうやら外れてしまったらしい。 何らかの拍子にCリングが脱落、その後ピンが抜けてきたものと思われる。 ステム用のピンとCリングは保守部品として入手可能である。 ピンをステムの穴に差し込むまではいいのであるが、Cリングをピンにはめ込むのが難しい。 狭い空間にCリングを差し込んでピンに掘ってある溝に落とし込む作業が大変なだけでなく、 Cリングを開きすぎると変形してもどらなくなり、固定具としての役割を果たさなくなるのである。

そこで、スナップ・リング・プライヤーという工具を拝借。これを使って力加減を調整しながらCリングを広げて ピンにはめ込む。


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BB(Bottom Bracket)(2001.04, Navy)

chain ring

60Tのチェーンリングに交換したことにより駆動系への負荷(テンション)が増加 したことが原因と思われる現象が・・・
ペダリングしているととチェーンリングの内側のアルミカバーが 後部フレーム・・・ちょうど折り畳みの支点であるシャフトのあたりに当たるという事が 起きてしまった。加えてペダリング1回転ごとにカクッ、カクッとクランクが「ずれる」 感触が伝わってくるのである。
原因追求をしてみると、
まず後部フレーム(折り畳みピボットより後ろ)が若干たわんで右側に傾いてしまった?? 軽量化、折り畳み機構といった折り畳み自転車ゆえのフレーム剛性の足りなさは仕方ないところ。 こればかりはどうしようもない。 次にボトムブラケット・・・BBのフレームへの取り付けがペダリング負荷に耐えきれず 緩んでしまった模様。それによりチェーンリングの回転がガタついてしまい、 回転のあるところでフレームの方(内側)に傾いてしまっていたのである。

bb

完成車の納入状態ではBBはフレームの塗装面に接面されている為、塗装の凹凸に よって接面が完全でないとのこと。 その接面が原因でBBの取り付けが緩んでしまっているとのこと。 案の定BBを取り外して見るとBBと共に、フレーム側の接面の塗装がリング状に 丸々剥がれ落ちてきた。 そこでフレーム側のの接面をキレイに削り出して面作りしてもらい、平らな接面にBBを取り付け 直してもらう対策を施す。(写真アルミ剥き出し部分が面作りしてもらったフレーム)
この対策によりクランクが「ずれる」感触、チェーンリングの偏回転も解消。 フレームとのクリアランスは狭いものの取り敢えずアルミカバーが当たることはなくなった。


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Chain(2000.08, Polish)

polish chain

折り畳み状態から走行可能状態に「組み立てる」際、チェーンが外れる現象が発生。 Navyの方では起こらないのであるが、Polishでは必ず起きるという現象。
両車を見比べてみると、折り畳み時にクランクからチェーンが外れないように抑える ポール(?)がメーンフレームに対して垂直に取り付けられておらず、後方に寝ていた。 それにより、折り畳み時に役目を果たしていないと思われる状態にあった。 そこでこの「棒」を逆にメーンフレームに対して垂直より若干前方(写真、折り畳み状態で矢印方向) に寝かせる事により改善。


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